考えたこと2

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テープメディア
ぼくがパソコンを始めた当時はまだテープというメディアがあった。
カセットもそうだったし、オープンリールもあった。
ビデオのVHSやベータもテープだった。
それがディスクになり、今やSSDという半導体になった。

それでも、昔はテープにバックアップを取るという仕組みはあったのだが、最近は廃れていた。
でも、コロナでテープの良さが見直されているという。

その一つが一旦バックアップを作ったら、書き換えができないこと。
ランサムウェアという、ウィルスでデーターを暗号化してしまうというような被害に合わずに済む。
そのため、テープにして持っておくことに意味がある。

そのようなセキュリティ対策で、バックアップを複数持つということも、テープの利用を促進する。
同じメディアでバックアップを持つよりも、安全だからだ。
テープというメディアは物理的に大きなデーターを保管できるというメリットもある。
保管の保証期間も30年と言われていて、ディスクよりも長い。

このテープは日本の家電が世界を制していた頃の名残か、ソニーと富士フィルムが大きなシェアを持っている。
古い技術だからといって、使えないというものでもない。
それがいつかもう一度花開くこともある。

21世紀はデーターの世紀と言われている。
すべてのものがデジタルデーターになったとき、何か事故があって失うときは一瞬だ。
それを復活させるのがバックアップ。

80年代、だれもがカセットテープを持っていた時代。
あんな時代はもう来ないが、それらの支えになることができる。

こういう技術を持っておくのは、日本の強みになると思う。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:20 | comments(0) | trackbacks(0) |

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