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2022.01.03 Monday
ネクタイ需要
コロナで外食、ホテル、化粧品などが不調ということは聞くが、ネクタイ業界も調子が悪いとのこと。
それでなくても、オフィスのカジュアル化やクールビズで需要は減っている。 うちの息子たちはほとんどネクタイなどしない。 それに加えて、リモートワークが増えたことがある。 最近は自治体関係者や政治家でもノータイの人が多くなった。 ネクタイはよほどフォーマルな時だけ、ということになってきた。 クールビズの期間もどんどん長くなって、下手をすると5月から11月くらいまでという感じ。 ぼくらの仕事は、クールビズが終わればネクタイ着用になる。 模擬面接等やるから、必要なのだろう。 今や6月の父の日になっても、ネクタイは売れないらしい。 父の日が12月だったら少しは売れたかな。 この調子で行くと、ネクタイは礼服並みの扱いになるかもしれない。 スーツも需要は減っているのだろう。 社内メインの技術屋など、1着あればOKだ。 体型さえ変わらなければ、夏は不要だから、秋冬のものさえ1着あればいい。 最近の若い人たちは、革靴も履かず、スニーカーで通っている人も多い。 コロナで外に出ることが減り、靴の需要は減っている。 なかでも革靴は、91年に5000億円だった売上が2017年には1160億円。 さらに、減っているのだろう。 いろんなところで、コロナは影響を及ぼしている。 だからこそ、経済を優先させようという国も出てきている。 感染症というのは、感染が広まって人々が免疫を持たないと収まらない。 そんなアタリマエのことがわからないのだろうか。 そうしておくことが、次の感染症に対する対策になるのだと思う。 何度も書くが、日本は先進国中で一番死者数が少なく、被害は小さい。 オミクロンももう市中感染者が出ているが、死者はいない。 それでも、岸田首相は外国人の入国禁止を継続するという。 コロナに対して安全サイドに強気に出ることで、支持率を維持することができる。 結局はコロナで経済的や精神的に苦しむ人たちを見殺しにしているのだ。 コロナで収入が減らない人が多すぎるのだろう。 ネクタイ需要から話が変わってしまったが…。 |
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