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2018.01.05 Friday
ABC予想2
2012年にABC予想という数学の問題を解決したという論文を出した、という記事がでた。
その時にぼくもブログに書いた。 なんとあまりにも難解な論文なので、5年がかりで検証をしたらしい。 それがどうも正しいのではないか、ということだ。 日本人(といっても、アメリカの大学で博士を取った)がそういう論文を出したというのは、めでたいことだ。 また、それが難しくて、他の人たちにわからないほどスゴイものだ、というのが誇らしい。 600ページもある論文。 さぞかし読むのは大変だったろう(書くほうが大変だが…)。 もちろん、それを見てもチンプンカンプンだ。 理解できるわけがない。 数学のプロが見ても5年かかったのだ。 なんでも、ABC予想は数論では非常に重要な予想らしく、これが証明されるとフェルマーの定理などは簡単に証明できるらしい。 しかし、問題自体は簡単に書けるのに、それを証明しようとすると今までに誰も考えつかなかったような概念を導入して、600ページもの難解な論文が必要になるとは、数の世界は奥が深い。 望月教授という人、どんな頭脳をしているのだろう。 早く誰かわかりやすく解説してくれないだろうか。 5年前にも同じことを書いたのだが…。 |
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