考えたこと2

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高校生のアルバイト
アメリカのミシガン大学で、高校時代にアルバイトをしすぎると、大学が卒業できなくなる、という研究結果があるとのこと。
研究結果によると、高校生のアルバイトは週15時間以内にとどめておくべき、ということだ。

高校3年の時に15時間以内のアルバイトの学生は、半分は29〜30歳で学士号を取った。
しかし、31時間以上のアルバイトをした学生は20%しか大学を卒業していない。

アメリカの大学は入るのが優しく、出るのが難しいというから、こうなるのかもしれない。
日本では高校生のアルバイトは最近は1年生からでもやる人がいる。

「高校生のアルバイト」でググれば、求人情報やタウンワークなどのサイトが出てくる。
グーグルの検索窓に出てくる言葉を見ていると、アルバイトの後に続く言葉が「履歴書」とか、「時間」とか「許可証」というものが続く。

高校生のアルバイトには保護者と学校の許可証が必要らしい。
校則で許されていること、親が承諾することがバイトの条件になっている。
もちろん、深夜等は禁じられている。
法的にはアルバイトの雇用契約をする上で、学校の許可は必要ではないので、それを求めない就労先もあるとのこと。
しかし、コンプライアンスを謳っているような企業は、学校の許可証を求めていると思う。
一方、保護者の許可は未成年の契約はできないので絶対必要になる。
要は、高校生でアルバイトをしている生徒は、少なくとも親の許可をもらってやっている、ということだ。

大体の高校生は3年で受験を終えてから、というパターンが多いが、1年からというのも増えてきた。
近所のラーメン屋には「高校生アルバイト募集」というポスターが出ていた。
ちょうど卒業間近で、人手不足だから、欲しがっているんだろう。
うまくいけば、大学に入ってからも継続して働いてもらえるから、ラッキーだ。

でも、高校時代は自分とは何かとか、生きるとは何かとか、そういうことを考える時期でもあると思う。
それが思春期というものだ。
だから、時間はたっぷりある方がいい。
暇な時間は本を読んだり、友だちと話したりして、考えるのだ。

それをアルバイトで時間を使ってしまうのはもったいない。
お金よりも、時間が必要なのだ。

まして、アメリカでの研究結果をみると、15時間以上のアルバイトはよくないという結果である。

貧しくなった日本を表しているのかもしれない。


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