考えたこと2

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原子力発電所問題
ツイッターでも、どこかのブログでも、原発の問題となると、「反原発」「原発推進派」というレッテルを貼らないと話ができないように見える。

これはどう考えても、生産的ではない。
お互いに感情的になっているようだ。

なぜ、原発となると、そんなに感情的になるのだろうか。
一時期の右翼と左翼の争いか、左翼のセクト間の争いのようだ。
白と黒の二つに分けられるような問題ではない。
反対か、賛成かという議論ではない。
白と黒の間のグレーの部分に答えがあると思う。少なくともここ数年は。
いろんな要素を考えて、判断することが求められている。

エネルギーをどうやって生み出すのか、代替をどうするのか、長期と短期の対応はどう変わるのか、人体への影響は実際どうなのか、広島、長崎、チェルノブイリなどのデーターはどうなのか…、そんなことを建設的に話しあう場は作ることができないのか。

専門家と言われる人たちは、少なくとも原子力に関わった人だろう。
理論であれ、実際であれ。

実質的に、電気が不足している。
火力発電にシフトするといっても、石油も有限だし、排気の問題もある。
農産物、水産物はどうなるのか。
それで生計を立てていた人はどうするのか。
除染はどうするのか。
エネルギーコストの上昇が商品に転嫁されたり、企業が海外に出て行ったり、廃業したり、雇用が失われたり…、日本が31年ぶりに貿易赤字になったのは、時代の流れだけではないだろう。

なにより、避難している人たちはどうしたらいいのか。

喧嘩をしている場合ではない。
いろんな事を総合的に判断して、決めないといけない。

そういう場を設定して、冷静に話し合うことはできないのか。

被害を受けるのは、国民全員だ。
だから、自業自得なのかもしれない。

しかし、いい加減に何が真実で、何が真実でないか、科学的に議論ができないのか。
科学者というのは、そんなに感情的なものなのか。
情けないとは思わないのか。

一刻も早くそういう場を設定して、統一見解を出してほしい。

原子力発電所問題を政治問題としてではなく、科学的真実に基づいた冷静な議論で解決してほしいと願う。





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