考えたこと2

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ナントカの方
こないだ仕事の帰りに、環状線が15分ほど止まった。
福島駅でお客さんが線路に落下という事故があったらしい。
用事があったので急いでいて、ちょっとイライラしたが、それ自体は仕方のないことだと思う。

そのイライラの原因の大きな部分は、アナウンスだ。
やたら、「〜の方」という車掌だった。

こんな感じだ。

「何時何分頃、福島駅の方で、転落事故の方があり、ただいま安全確認の方をおこなっておりますため、お客様にはご迷惑の方をおかけしますが、もうしばらく車内の方でお待ちいただきますよう、お願いいたします。」

何でも「方」をつけたらいいというわけではない。

「消防署の方から来ました」という消火器の詐欺が昔あったらしいが、あの頃から「方」は使われ始めたのだろうか。

若い車掌の声だったので、バイト敬語が残っているのかもしれない。

例に出した事故の文章は「の方」を全部取っても全く問題ない。
というか、取ったほうが正しい日本語だ。

なぜ「方」をつけるのだろうか。
転落事故、というより、転落事故の方と言ったほうが丁寧だと思うのだろうか。

まあ、「方」をつけると、婉曲表現になるというから、なんとなく丁寧になったような気になるといえば、そうかもしれない。
しかし、これだけ多用されると、本当にイライラする。
だいたい、間違った言い方なのだ。

「よろしかったですか」とか「千円からお預かりします」などにも違和感を感じるが、急いでいるときにあのアナウンスを聞くと、ほんとにイライラする。

でも、あと何十年か経ったら、あれが丁寧な表現になるのかもしれない。

言葉は変わっていくからなあ…。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
関西フォーク
日経でなぜか関西フォークの特集をやっていた。
関西フォークと言うとぼくの中高生時代。

高石ともやの「受験生ブルース」は小学生の終わりだったか。
1968年だから、小学校の6年だ。
「おいでみなさんきいとくれ」という最初のところは耳に残っている。

ぼくらの頃は受験地獄とか受験戦争とかいう言葉があった。
あれも、もう死語だろうなあ。

それと、割とメジャーになった西岡たかし。
五つの赤い風船というバンドで活躍していた。
「遠い世界に旅に出ようか」という歌い出し。
これはよく聞いた。
なぜか知らないけど、みんなで集まった時に歌ったような気がする。

小学校の時に、給食の時間に校内放送で「帰って来たヨッパライ」がかかった。
「おらは死んじまっただ」という歌を、テープの早回しかなにかで声を高くして作った歌だ。
これはみんなよく聞いた。
あれがフォーク・クルセダーズ。
はしだのりひこ、加藤和彦、北山修の3人だった。

はしだのりひこはシューベルツとかクライマックスとかいうバンドを作って、活躍していた。
「花嫁」は今でもいい曲だと思う。

加藤和彦はサディスティックミカバンドを作って、ロックをやっていた時期もあった。
背が高くて、かっこよかった。

残念ながら2人とも鬼籍に入った。

杉田二郎やアリスが出てきた頃は、もう関西フォークという感じではなかった。
一般名詞でフォークソングという感じだったと思う。

関西フォークは、ベトナム戦争や学生運動の影響で、政治がかった歌が多かった。
それは時代の影響で仕方ないと思う。

あの時代を経て、日本は高度成長になり、どんどん豊かになっていった。
豊かになって、アメリカの核の傘の下で平和が続いて、バブルで踊り、それが崩壊して今に至っている。

ただただ、懐かしい。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:19 | comments(0) | trackbacks(0) |