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2024.12.11 Wednesday
関西フォーク
日経でなぜか関西フォークの特集をやっていた。
関西フォークと言うとぼくの中高生時代。 高石ともやの「受験生ブルース」は小学生の終わりだったか。 1968年だから、小学校の6年だ。 「おいでみなさんきいとくれ」という最初のところは耳に残っている。 ぼくらの頃は受験地獄とか受験戦争とかいう言葉があった。 あれも、もう死語だろうなあ。 それと、割とメジャーになった西岡たかし。 五つの赤い風船というバンドで活躍していた。 「遠い世界に旅に出ようか」という歌い出し。 これはよく聞いた。 なぜか知らないけど、みんなで集まった時に歌ったような気がする。 小学校の時に、給食の時間に校内放送で「帰って来たヨッパライ」がかかった。 「おらは死んじまっただ」という歌を、テープの早回しかなにかで声を高くして作った歌だ。 これはみんなよく聞いた。 あれがフォーク・クルセダーズ。 はしだのりひこ、加藤和彦、北山修の3人だった。 はしだのりひこはシューベルツとかクライマックスとかいうバンドを作って、活躍していた。 「花嫁」は今でもいい曲だと思う。 加藤和彦はサディスティックミカバンドを作って、ロックをやっていた時期もあった。 背が高くて、かっこよかった。 残念ながら2人とも鬼籍に入った。 杉田二郎やアリスが出てきた頃は、もう関西フォークという感じではなかった。 一般名詞でフォークソングという感じだったと思う。 関西フォークは、ベトナム戦争や学生運動の影響で、政治がかった歌が多かった。 それは時代の影響で仕方ないと思う。 あの時代を経て、日本は高度成長になり、どんどん豊かになっていった。 豊かになって、アメリカの核の傘の下で平和が続いて、バブルで踊り、それが崩壊して今に至っている。 ただただ、懐かしい。 |
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