考えたこと2

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シニア雇用
日経によると、シニアの雇用が増えているという。
今や20〜34歳までの就業人口に迫っているらしい。

多くの会社が60歳で一旦定年しても、65歳まで再雇用ということが一般的になってきているからだろう。
ぼくの元いた会社でも、そうなっている。
今は60歳ですんなり辞める人は珍しい。

ただ、給料でもめる人はいるとのこと。
かなり下がる場合もあるからだ。
仕事もフルタイムではなく、週休3日とか4日という人もいる。
でも下げないと、若手の給料は上げられないだろう。

日経の郵送調査によると、シニアの中で、70歳以上まで働きたいという人が39%もいた。
平均寿命が伸びて、死期が遅くなったからだろう。
小人閑居して不善をなす、というが、暇な時間が長すぎるとロクなことがない。
ただ、精神的にも肉体的にも衰えはあるだろうから、70歳をこえて働くことはやっぱり難しいと思う。
だからこそ、96%の企業が定年制度を設けているのだ。

中には長く働くために定年前後に転職する人もいる。
現在の会社にいても、あまり先がないと思うような人たちだ。
会社に先がないと思う人もいれば、自分に先がないと思う人もいるのだろう。

これだけITが進んだ時代、昔のように上意下達の仕事はもう要らない。
極端な話、対象者に直接メールを出せばすむからだ。
IT機器に弱い中高年は、そういうものを活用した業務についていけないこともあるだろう。

昔は手書きの伝票を庶務担当に書いて送ってもらっていたものが、自分でPCで起票し、電子的に発行しないといけない。
いつまでも、そういう業務を若い人に任せるわけにはいかない。
それが合理的だからだ。

それでも、ある程度の年齢になれば、仕事のノウハウを知っている。
業界の知識や、人脈もある。
議事録の書き方を知っているだけでも強かったりする。

そういう人を求めている企業もあるのだ。
ジョブをマッチングさせる、というのはそういうニーズを満たすことだ。

これからの時代、そういう仕事が大事になる。

寿命が伸びた時代、世の中は変わっていかないといけない。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0) |