考えたこと2

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チャーチルの言葉
知らなかったが、チャーチルの名言に「金を失うのは小さく、名誉を失うのは大きい。しかし、勇気を失うことは全てを失う。」というのがあるらしい。
お金よりも名誉が大事、というのはイギリス紳士らしい価値観だが、それよりも「勇気」が大事というのがミソだ。

原文をあたってみようとネットで検索したら、実はこの言葉、E.W.HORNUNGという人の言葉だという。
E.W.HORNUNGという人は、イギリスの作家で詩人。
原文は、

Money lost -- little lost.
Honour lost -- much lost.
Pluck lost -- all lost.

という文章ではなく、箇条書きみたいなもの。

「pluck」という言葉は知らない単語だった。
意味は「鋭気」とか「度胸」とか「肝玉」。
何となく、度胸というのがニュアンスが近いと思う。

そもそもお金や名誉を得ようと思ったら、度胸が必要だということだろう。
功成り名を遂げるためには、どこかで思いきらないといけないと思う。
それがなければ、全てを失うということだ。

本田宗一郎や井深大など、戦後の日本を復興させた人たちは、焼け跡から這い上がり会社を興した。
焼け跡だったから、会社を興すのは(ヤケクソで)今よりも楽だったのかもしれない。
失敗した人もたくさんいただろう。
それでも、何とかしようと立ち上がる度胸があったから、会社を興し大きくできたのだろう。
何かを成し遂げようと思ったら、度胸が必要ということだ。

今は情報化社会だから、勉強しようと思えばインターネットを使っていくらでもできる。
実験などはさすがに難しいが、Youtubeで動画を見られるし、英語でMITの授業資料はタダで見られる。
以前に比べて、やる気さえあれば学びに関するハードルは下がっている。

成功のカギは、何かしたいという行動のための「思い切り」なのだと思う。

でも、それは今のように豊かになった日本では、足りなくなりつつあるものかもしれない。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:56 | comments(0) | trackbacks(0) |