考えたこと2

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役割分担
毎日新聞の記事に「炊き出し、女性に偏り 能登のグループが調査、馳知事に提言」というのがあった。

「能登半島在住の女性らで作るグループは1日、能登半島地震の被災地の復興に向け、「多様な女性の力が不可欠」とする提言をまとめ、石川県の馳浩知事に提出した。提言の内容は、独自のヒアリング調査の結果、炊き出しなどのケア労働が女性に偏るといったジェンダーバイアス(固定的な性別役割分業意識)が浮き彫りになったことに基づく。」

これは任意団体の「フラはなの会」や公益財団法人「ほくりくみらい基金」など4団体が、発災当時から地域活動に従事してきた13人の女性(10代〜70代)を対象に行なったという。

たった13人の女性の意見を、4つの団体が取り上げるのはオカシイと思わないのだろうか。
これは統計の問題ではなく、常識の問題だろう。
というか、取り上げ方に偏りがあると思わざるを得ない。
自分たちの団体に関連した女性に聞き取りした、と言ったほうがいいと思う。
それを「独自のヒアリング調査」というらしい。
結局、そんないい加減な意見に行政が振り回されることになる。

炊き出しを行ったのがほとんど女性ばかりだった、というのが主な訴え。
こういう調査をするのなら、全体の役割分担とジェンダーバランスを考慮するのが当然。
それなら、瓦礫の片付けなどの力仕事の男女比はどうだったのかということになる。

こういう主張をする人たちは、自分に都合のいいことだけ言う。
「ほくりくみらい基金」の理事会メンバーを見ると、女性が4名、男性が2名。
そんなことを言うのなら、これも男女同数にすべきではないのか。

代表理事が、県に対して「女性の声を吸い上げる仕組み作りを県にお願いした。」と言っている。
男性の声は十分に県に届いているということなのだろうか。

ぼくは多くの非営利法人は要らないと思う。

これから貧しくなる日本で、NPO法人、一般社団法人、一般財団法人、公益社団法人・公益財団法人、社会福祉法人、学校法人などは減らしていくべきだ。
もっと設立、運営の条件を厳しくして、健全な経営をさせるべきだと思う。

すでに、NPO法人などは反社の隠れ蓑になっていると言われている。

そうでなくても、単なる利権団体ばかりになってしまうぞ。





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