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2024.05.04 Saturday
パブリックコメント
岸田内閣が「新型インフルエンサ等対策特別措置法6条を根拠とする文書(法定計画)」を6月に閣議決定しようとしている、という。
これは政府が「偽・誤情報」を監視し、ネットの事業者に対処を要請するための法的根拠を与えるもの。 成立すると、政府が「偽・誤情報」を監視して、対処を要請できるようになるという。 おまけに、これは閣議決定だけでできるので、国会の議決は必要としない。 ぼくは、コロナ禍で、いわゆるマスコミの「専門家」がワイドショーなどで、たくさんの誤情報を流して、主に高齢者の恐怖を煽ってきたことには怒りを覚える。 たくさんの若者がその犠牲になったのは事実。 また、厚労省は医療機関に補助金を出して、「コロナ病床」などで特定の医療機関が大儲けしたのも事実だと思う。 でも、それらを総括もせず、この時期に「偽・誤情報」の監視をする行動計画を、国会で議論もせず、決めようとするのはおかしい。 報道の自由も絡むのに、マスコミは報道もしない。 一体どうなっているのかと思う。 なんだか、全体主義の国家になろうとしているようだ。 出しても仕方ないとは思うが、パブリックコメントを出しておいた。 「コロナ禍における偽情報や誤情報というのが、何だったのか、ということをまず明らかにすべきです。 それもせずに、今後は偽情報や誤情報をモニタリングするというのはあまりにも乱暴なやり方であり、まずは今回のコロナ禍の対策を反省し、無駄金を明確にして、今後はどうあるべきか、というのが議論の筋道でしょう。 なぜ今、偽情報や誤情報を平時からモニタリングするのか、納得がいきません。 まずは今回のコロナ禍の総括をするべきです。」 病院では申し合わせたように、いまだにマスクをしないといけなかったりするが、あれらの機関はよほどコロナでおいしい思いをしたのだろうと邪推する。 まずは使途不明になっている金の追求や、日本の緩い行動制限が本当に効果があったのか、そもそもそんなことが必要だったのかなど、検証すべきだろう。 品質管理でいう、PDCAの「Check」だ。 Checkもせずに、Actionをしようとしている。 政治家はよほどバカなのかと思う。 コロナは日本がいかに劣化しているかを明らかにした。 それを検証しないといけない。 |
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