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2023.12.19 Tuesday
クリスマスソング
ここ数年、年の最終のレッスンではクリスマスソングをやる。
今年は先生も仕事が戻り、年末は忙しい様子。 何をやることが多いんですか?と聞くと、一番は「All I want for Christmas is you」という。 マライヤ・キャリーの歌だ。 パーカッションで鈴が入って、アップテンポの調子がいい歌。 この曲もサブドミマイナーがいい感じだ。 キーがGでCm7/Ebがよく出てくる。 Cから短三度上がりで、Ebに行くところが気持ちいい。 1-6-2-5という黄金の循環進行もいいところで使われている。 これぞポップスという曲だ。 もうクリスマスのスタンダードになっている。 もう1曲は毎年やるWhite Christmas。 メロディーをコードで弾くといい感じになる。 レファラシはディミニッシュで決める。 今年は新しく、「もろびとこぞりて」をやった。 なんちゃってだ、と先生は言うが、十分聞ける。 ドシラソファミレドで始まるが、ドシラソはCコードで単音、ファミレドのところは2音、3音重ねてコード感を出す。 うまいことやるなあ、と感心する。 最後は「クリスマス・イブ」。 山下達郎の曲だが、これも定番。 ただ、この曲はギター1本で、コード弾きでやるとあまり聞かせどころがない。 低音を効かせて、リズムをきざむくらいだ。 でも、さすが先生は#11を使って半音上がりを聞かせたり、DとE/Dを使ったりして原曲のアレンジを出すのがうまい。 コードも1つの形だけではなく、いろいろ使い分ける。 やっぱりプロは違うなあ、と思う。 どうやってコードのポジションを使い分けているのか?と聞くと、その時に聞かせたい音によって直感的に変えているという。 エライものだ。 来年もよろしくお願いします、と挨拶して今年は終了。 来年の8月でまる19年。 続けてきてよかったと思う。 |
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