考えたこと2

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転旋
最近の曲は転調が多い。
「夜に駆ける」など上がる転調だけでなく、下がる転調も使っている。
あの曲は転調が曲の盛り上げに上手に使われている。

先週の日曜日に大阪城ホールで歌った、Choo Choo Trainは最後のギターソロの間奏が特徴的な曲だ。
今週のレッスンで、この間奏について先生に聞いた。

実際はC#のキーなのだが、例によって移動ドでCで考える。
間奏のところで、突然G7からEbM7に行く。
これは、CからCmに転旋したということらしい。
キーの主音が変わるのは転調というが、メジャーからマイナーに(その反対も)変わるのは転旋という。
一瞬マイナーに転旋するのだが、Cmの平行調のEbを弾いている、ということだ。

この転旋も最近多いように思う。
何でCからEbに行くのかな、と思っていたが、そういうことだったのかと腑に落ちた。
ルートの音は変わらず、マイナーに行って、戻っているという感じ。

だから、ソロはザックリいうと、Ebペンタに行って、またCペンタに戻るということだ。
聞いてみると、実際そうなっていた。
エライものだ。

いつも音楽理論を聞いていて思うのだが、最初にやった人は感覚でやっている。
それを後から理論付けして、今に至っている。
すごい理論体系があるのだろうが、それを作った人がエライのか、それともそのやり方を感覚的にプレイした人がエライのか、ということだ。

まあ、本来はそれを感覚的に演奏した人をスゴイと言うのだろう。
それでも、それをこういう理屈でやっている、と説明した人たちもやっぱりエライと思う。
凡人は理論付けないと前に進めない。
天才とは違うのだ。

どちらにも感謝。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:14 | comments(0) | trackbacks(0) |