考えたこと2

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スウェーデンの現状
スウェーデンというと、コロナのロックダウンなどの過激な対策を一切せず、集団免疫の政策をやった国。
ブラジルも同様の政策だが、国民の信頼という意味では大きな違いがある。
学校も普通に行って、コロナ前と同様に生活している。
やや死者数が多い、ということで保健省がちょっと反省していたが、それでもロックダウンなどはしなかった。

そのスウェーデンだが、去年の平均寿命と、新型コロナ死者の平均年齢を比較している人がいた。
2019年の平均寿命は82.87歳で、新型コロナ死者の平均年齢は81.15歳ということだ。

西浦教授が使ったSIRモデルは、感染症のシミュレーションモデルだが、ネズミ算式に感染者が増えていく、という特徴がある。
ネズミ算だから、指数関数になる。
家畜などの感染症なら、このモデルである程度予想できるらしい。
移動や回避行動などない、養豚場や養鶏場で適用するからだ。

人間社会ではその適用には無理があると思う。
実際、スマホのデーターによると8割削減などしていなかったが、42万人も死なず、今に至るも1000人程度だ。
大外れと言っていいレベル。
それによって、国民の生活が本当に不自由した。
ぜひとも、学会等で検証してほしいものだ。

しかし、海外などを見ていると、やはり感染初期に死者が増えるのは事実。
これは感染症が流行すると、死にやすい人が最初にかかって死ぬからだ、という事が言われている。
そのとおりかもしれない。

実際、全体の平均寿命に近いところの人が亡くなっている。
日本でも、スウェーデンでも、高齢者の死者が圧倒的に多い。
こないだのエライお医者さんも、同様のことを書いていた。

言葉は悪いが、平均寿命近辺の人たちは元気な人もいるが、もうすぐお迎えが来る、という人もたくさんいる。
要は、死ぬべき人が感染症でちょっと早く死んだということだろう。
それをよしとするか、しないかだ。
スウェーデンの戦略は、それを「よし」とした、ということ。
その人たちが亡くなってしまったら、もうそんなに増えないというのが実情だろう。

ぜひ、そのあたりをちゃんと検証してほしいと思う。
その上で、第二波云々を言ってほしいものだ。

いくら厚労省がIT化が20年遅れているからといっても、それくらいのことはやれるだろう。


| | 考えたこと | 20:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
猿の自撮り
2010年に写真家が自撮りモードにしたカメラで、猿が自撮りをした写真の著作権について、訴訟があったらしい。
これもネット時代ならではだろう。

イギリスの写真家がそのカメラの持ち主だったということで、自撮り写真がネット上にアップされ、それが拡散されて一躍その写真家と猿が有名になった。
ネットがなければ、写真集にその写真を入れて発行しても、そんなに話題性はなかったんだろう。
ネットに上がった写真のおかげで、世界中の新聞や雑誌、Webサイト、テレビなどで紹介されて、写真家は儲かった。

でも、2つのウェブサイトがサルの自撮り写真を掲載したが「これはサルが撮った写真だから費用は払わない」と主張した。
ちょっと大人げないとは思うが、「自撮り」ということがわかっていたら、そう主張するかもしれない。

さらに、「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」は、それらの自撮り写真の著作権は猿に帰属するとして、すべての利益を猿のために使うことを提案した。
この猿の生息地域を守るために、費用が必要だったからだ。

結局は両者が和解して、写真家が25%をPETAに寄付するということで決着したらしい。

この問題には、米著作権局(USCO)が2014年に、著作権保護されるのは人間が撮った写真のみと判断したほか、米国第9連邦巡回区控訴裁判所が昨年、動物は著作権侵害を訴えられないと別途判断した。

猿に限らず、動物は著作権の概念もないし、金をよこせと文句も言わない。
Youtubeでネコ動画をよく見るが、飼い主が撮ってアップしている。
まあ、妥当なところだと思う。

ネコ動画は、何万人もチャンネル登録されている人もいて、食っていくのは無理でも、そこそこの小遣い稼ぎになると思う。
まめにアップして、映像もキャプションを入れて、キレイでないとだめだが…。
子ネコはいいコンテンツになる。

タレントの中には、テレビというコンテンツを見限って(自分が見限られる場合もある)、Youtubeの世界に入って活躍しようとする人もいる。
プロダクションを通さず、自分でやるということだ。

実力の世界。
常に興味のあるコンテンツを作り続けるのは至難の業。
食いつきも早いが、離れるのも早い。

動物に勝つのは難しいと思う。





| | 考えたこと | 00:47 | comments(0) | trackbacks(0) |