考えたこと2

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猿の自撮り
2010年に写真家が自撮りモードにしたカメラで、猿が自撮りをした写真の著作権について、訴訟があったらしい。
これもネット時代ならではだろう。

イギリスの写真家がそのカメラの持ち主だったということで、自撮り写真がネット上にアップされ、それが拡散されて一躍その写真家と猿が有名になった。
ネットがなければ、写真集にその写真を入れて発行しても、そんなに話題性はなかったんだろう。
ネットに上がった写真のおかげで、世界中の新聞や雑誌、Webサイト、テレビなどで紹介されて、写真家は儲かった。

でも、2つのウェブサイトがサルの自撮り写真を掲載したが「これはサルが撮った写真だから費用は払わない」と主張した。
ちょっと大人げないとは思うが、「自撮り」ということがわかっていたら、そう主張するかもしれない。

さらに、「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」は、それらの自撮り写真の著作権は猿に帰属するとして、すべての利益を猿のために使うことを提案した。
この猿の生息地域を守るために、費用が必要だったからだ。

結局は両者が和解して、写真家が25%をPETAに寄付するということで決着したらしい。

この問題には、米著作権局(USCO)が2014年に、著作権保護されるのは人間が撮った写真のみと判断したほか、米国第9連邦巡回区控訴裁判所が昨年、動物は著作権侵害を訴えられないと別途判断した。

猿に限らず、動物は著作権の概念もないし、金をよこせと文句も言わない。
Youtubeでネコ動画をよく見るが、飼い主が撮ってアップしている。
まあ、妥当なところだと思う。

ネコ動画は、何万人もチャンネル登録されている人もいて、食っていくのは無理でも、そこそこの小遣い稼ぎになると思う。
まめにアップして、映像もキャプションを入れて、キレイでないとだめだが…。
子ネコはいいコンテンツになる。

タレントの中には、テレビというコンテンツを見限って(自分が見限られる場合もある)、Youtubeの世界に入って活躍しようとする人もいる。
プロダクションを通さず、自分でやるということだ。

実力の世界。
常に興味のあるコンテンツを作り続けるのは至難の業。
食いつきも早いが、離れるのも早い。

動物に勝つのは難しいと思う。





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