考えたこと2

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レアアース
中国でレアアースが採れる。
世界シェア7割だという。

電池でおなじみのリチウムもそうだし、磁石で使われるネオジムもレアアース。
中国のシェアが高い理由を日経が書いていた。
一つはレアアースを取り出しやすい鉱石が集中していること、もう一つはレアアースを取り出す時に使う化学薬品などに対する環境面の規制が緩やかなことだという。

実際にはレアアースはレア(希少)とはいうものの、そんなにレアではない。
レアではないが、普通の岩石などからは取り出すのが難しい。
花崗岩にもたくさんのレアアースが含まれているが、取り出すのにはコストがかかる。
ところが、中国にはそれらを容易に取り出せる岩石が多いということだ。

さらに、鉱石から取り出すときの化学処理のコストもある。
前述の、環境への悪影響をあまり気にせず危険な化学薬品も使うことができるということ。
それはあまりいいことではないが…。
そういう理由で、中国のシェアが高い。

レアアースの埋蔵量はその他の世界も含めて650年分あるらしいから、当面は枯渇を気にしなくていい。

希少ではないが、取り出しが難しい(というか、環境問題がある)ということだ。
カナダやアメリカ、オーストラリアなどにも資源としてはあるらしい。

鉱石からレアアースを簡単に取り出す技術ができれば、もっと安くなる。

しかし、いつまでも中国で環境を気にしなくていいとは限らないだろう。
昔の日本の公害問題みたいなことが起こるかもしれない。
それがリスクだ。

半導体を作るのにはシリコンが使われているが、シリコンは地球上で手に入りやすく、作るのも簡単で安いから、これだけ半導体が広まった。
リチウムがシリコン並みに安価になれば、EVも安く作ることができるだろう。
しかし、それにはイノベーションが必要らしい。

電解液を使わない「全固体電池」というのも開発されているが、これもリチウムを使う。
一方で、リチウムを使わない電池も開発されている。
もっと手に入りやすい、ナトリウムやマグネシウムを使う電池らしい。
それ以外にもいろんな可能性があるとのこと。

お金を注ぎ込んで研究する価値はある。

そういうことにもっと補助金を出してほしい。




| | 考えたこと | 23:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
眠気覚ましの方法
若いころは車に乗っているときに眠くなるのが困ったが、最近は仕事中に睡魔が襲うのが問題。
特に昼ご飯を食べた後は眠い。
消化に血液が回るから、眠くなるという理屈。
これは実際にそうなのかどうかは知らないが、昼を食べた後は鬼門だ。

何かすることがあれば、眠くなったりしないが、何もすることがない時は困る。
相談者が入っていないときは、することがない。
自己啓発的なことをすればいいのだが、そんなに勉強熱心でもない。
ついついボーっとしていると、眠気が襲う。

コーヒーなど、何の効き目もない。
飲みながら、眠くなる。
カフェインが眠気覚ましに効果があるというのはウソではないかと思う。

眠くなった時に効果があるのは、何かを口に入れること。
最近はタブレットや飴を食べる。
これは確かに一時的に効果はある。

けれど、「おかき」のように食べていると音がするものは、具合が悪い。
バリバリ音を出していると、迷惑だ。

昔の映画などではどこかをつねるというのもあった。
これは確かに痛いから効果はあると思うが、あまり現実的とは言えない。
眠いからといって、ずっとつねり続けるわけにもいかないだろう。

オフィスに電話がしょっちゅうかかってくる時代は、電話で助けられた。
誰かと話をするというのは眠気覚ましには特効薬だ。

今も電話はあるが、ほとんどかかってこない。
ぼくが会社に入ったころは、ほとんど電話だった。
それがファックスができて、ちょっと減り、メールになって、大幅に減った。

かかってくるのは外からの電話。
営業などはまだかかってくる電話は多いのではないかと想像する。

今の若い人たちは、昔のうるさいオフィスなど想像できないだろう。
しょっちゅう電話がかかってきた時代。
あの頃に比べると、今のオフィスは静かで、眠ってくれと言っているようなものだ。

みんなパソコンの画面に向かって黙々と仕事をしている。
本当に仕事をしているんだろうか。
あれだけ黙々と仕事をしているのなら、もっと生産性は高いはずだと思うが…。

このあたりに問題が潜んでいるのかもしれない。



| | 考えたこと | 01:04 | comments(0) | trackbacks(0) |