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2019.12.15 Sunday
黒木華
土曜日に「澪つくし料理帖」のスペシャルをやっていた。
黒木華のはまり役。 渥美清が「車寅次郎」であったように、黒木華は「みお」だ。 ぼくは澪つくし料理帖を見てから、黒木華が出るドラマは見ないようにしている。 見てしまうと、「みお」のイメージが崩れるから、もう見られないのだ。 これは役者にとってはどうなんだろうか。 はまり役を得ることは、役者にとっては千載一遇のチャンス。 でも、あまりにはまってしまうと、ぼくのように他の役は見られないということも起こる。 やっぱり、良し悪しかもしれない。 小説も読んで、やっぱり「みお」は黒木華だと思った。 小説のイメージそのものなのだ。 作者がテレビのドラマを見てから書いたと思うくらいだ。 渥美清はある時期から車寅次郎しかやらなかったが、黒木華はまだ若いからいろんな役が来るのだろう。 才能のある役者だから仕方ないが、ぼくは黒木華のファンではなくて、みおのファンだからどうしようもない。 今回のスペシャルは、みおが思う人と一緒になれる、という話。 それでも、その思いを振り切って、料理人として生きることを選ぶ。 いつも迷ったときは料理人をとる。 料理人の道こそが「心星」なのだ。 来週は後編がある。 また見るぞ。 |
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