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2019.12.03 Tuesday
Amazon Transcribe
今度はアマゾンだ。
Amazon Transcribeというサービスが出た。 録音したデーターを文字に起こすことができる。 なんと1時間のデーターで150円。時間は20分くらいとのこと。 これはスゴイ。 昔、学生の座談会をCD-ROMに焼いて送ったが、値段が1万円ちょっとで1週間くらいかかったと思う。 それが150円で20分。 これを価格破壊と言わずして何というのか。 さらに、10人までの話者なら、一人ずつの文を文字起こしできる。 こういうことが起こると、既存の業者はどうしようもない。 アマゾンの料金表のページにはこういう表がある。(料金は1$=110円で換算) 料金の例 例 音声の長さ 料金 ソーシャルメディアビデオ ~ 10 秒 0.7円 ラジオのコマーシャル ~ 15 秒 0.7円 ビデオ トレイラー 〜2 分 30 秒 7円 録画版ウェビナー 〜30 分 80円 平均的な長さの経営会議の録音 ~ 120 分 316円 こうなると、記録のための議事録など必要なくなる。 ICレコーダーで録音して、アマゾンで文字にして、そのファイルを置いておけば良い。 音声データーに比べて、3桁くらい小さなデーターになる。 それにかかる費用が、たったの300円ほど。 まだまだ改良の余地があるみたいだが、どんどんよくなるのだろう。 そのうち、リアルタイムで口述筆記もできるようになる。 アメリカではタイピストの仕事など、なくなっているのだろうか。 何度も聞き直して、テープ起こしをした数年前が懐かしい。 本当に人間のスキルをコンピューターが食っていく。 |
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