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2019.11.08 Friday
なるほどですね
こないだ会議室での話を聞いていたら、「なるほどですね」という言葉が聞こえてきた。
そういえば、「なるほどですね」に遭遇したことは今までもあった。 いつものようにWebで検索してみたら、どうも九州で使われていた方言が広まったらしい。 2011年あたりから使われ始めたとのこと。 本当かどうか定かではないが、福岡では「ですね」を使うことが多いらしく、「なるほど」にも「ですね」を付けたということだ。 ドラマから広がったというサイトもあった。 京阪神でも営業トークなどで時々耳にする。 ぼくはそれほど気にならないが、敬語としては認められていないようだ。 「おっしゃるとおりですね」などと言い換えを勧めているサイトもあった。 そもそも「なるほど」という言葉は、目上の人に向かって使うべきではない、という感じだ。 そうなのかもしれない。 でも、「なるほど、そうなんですね」ならOKのような気もする。 ぼく自身は若い人に「なるほど」と言われても、全く気にはしないが、中には気にする人もいるかもしれない。 この「なるほどですね」は生き残るか、死語になるか微妙なところにいると思う。 単なる一時の流行語になって死語になるのか、それともそのまま生き残るのか、どう決まるのだろうか。 話す人が多ければ、生き残る可能性は上がるだろうが、必ずしもそうとも言えない。 世代を超えて使う人が増えれば、生き残るだろうが…。 「めっちゃ」などは、関西では完全に生き残りそうな話し言葉になった。 それこそ、「めっちゃよく使われる言葉」だ。 こんな言葉は、昔はなかった。 会社にいた頃から使っていたと思うので、もう20年くらいにはなる。 今ではかなり年配の人でも使っている。 関東では「超」があるが、これも残るんだろうか。 「超ウケる」とか、「超むかつく」とか言われるらしい。 関西で聞くことはほとんどないと思う。 何が生き残り、何がなくなるのか、これは難しい。 なるほどですね〜。 |
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