考えたこと2

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第九練習8,9,10,11回目
1ヶ月のご無沙汰。
もう練習も3年目で、ちょっとダレていた。
一応歌詞はもう覚えたし、だいたいは歌える。
それでも、いくつかはあやふやなところもあり、8,9,10回目の練習時には、いつかはちゃんとやらないといけないとは思っていた。

さすがに、昨日はもう11回目の練習になり、残りは1回のみ。
ちょっと心を入れ替えて、1万人の第九のアプリを聞き直して行った。
加藤先生は発表会があり、今回はお休み。
神戸教室のバリトンの青木先生が代行でやってきた。

もう寒いのに、半袖のTシャツにスリムのカラージーンズというスタイル。
ぼくらとそう年は変わらないと思うが、痩せていてかっこいい先生だった。
タクトを持って、指揮をしながら指導する。
一見優しそうに見えるが、結構厳しい先生だった。

西宮のコダマ先生、梅田の加藤先生、今回の神戸の青木先生と3人の声楽家を見て、本当に三人三様だと思う。
さすが芸術家だ。
1回だけの代行指導でも、自分のやり方を貫く。
レギュラーの先生のやり方など、一切聞かれない。
自分のやり方で発声練習をする。

一応、1万人の第九、という共通プロジェクトで雇われている講師だが、そこに共通性はない。
今回の発声練習は子音のトレーニングから始まった。
いつもとは全然違う。

講師が全員集まって、打ち合わせもするんだろうが、そこでは共通した指導などという項目はないのだろう。
これが芸術家の集団という感じ。
そういう問題意識も持たないのが芸術家なのかもしれない。

帰りの階段で、「やり方が全然違うなあ」という声も出ていた。
普通の参加者なら、そう思うのが当然。
きっとそういう声も事務局には届いているんだと思う。
それでも、変わらないのだ。

今週はチケットをもらった。
今年はアリーナではなくスタンド席。
指揮者からは遠いが、ぼくはこっちのほうがいいと思う。
観客の立場でも見られるからだ。

来週が12回目、最後の練習。
心して行こう。


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