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2017.09.12 Tuesday
AIで生産性2倍!
こういう風に人工知能を使うのか、という事例が出てきた。
キューピーの工場で、食品製造ラインの不良品検知の効率が人工知能の活用で上がったらしい。 Googleが「TensorFlow」という人工知能の学習をするためのツールを公開している。 日経に載っていた。 それを使って、不良品を見つけるという仕事を機械学習したとのこと。 対象はダイスポテトという、サイコロ状に切られたジャガイモ。 それをカメラで見て、不良品を取り除くという仕事だ。 従来は人間が目で見て、異物や不良を見つけて取り除いていた。 それを、まず機械で大まかにやって、あとは人間が見て不良を取り除くとのこと。 これで生産性が2倍、ということだ。 そのために、1万8千枚の画像を学習させた。 良品のデーターを1万8千枚。それによって、どんな形ならOKかを学習する。 学習できたAIを使って、不良品を取り除くということだ。 なるほど、こういう風に使うのか。 グーグルがネコの顔を識別できるようになった、ということには、こういう意味だ。 何か対象になるものの画像を学習させることで、それを認識できるようになる。 その判断で何かができるようになる、ということ。 何といっても、人間と違って疲れないから強い。 こういう仕事ができるようになると、今まで目で検査をしないといけなかった工程で機械化ができる。 もちろんこれによって、目の代わりになるセンサーも必要になる。 これは、デジカメ等で大幅に進んだ。 検査業務などは自動化から取り残されている分野。 最終チェックは人間がやるにしても、事前のチェックを目のついたAIがやる。 こういうのは、進むだろうなあ。 また工場から人が減る…。 |
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