考えたこと2

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AIとBI
AIというのは人工知能のこと。
一方、BIというのはベーシック・インカムのことだ。
ベーシック・インカムというのは、政府が国民に配るお金のこと。国民一人ひとりに最低の生活ができる「手当」のようなものだと考えればいい。
この2つがどういう関係になるかというと、人工知能が進んでくると仕事がなくなるので、収入のない人が出てくるから、ベーシック・インカムを保証することが必要だ、ということになる。
AIとBIがセットで、というのが考え方。
ニューズウィークの記事にあった。

本当にそうなるのかどうかはわからない。
まあ、ぼくが生きている間はそんなことにはならないだろう。
でも、子どもたちが生きている間に人工知能がブレイクする「シンギュラリティ」は起こる(2045年)と言われているから、こういうことも考えておかないといけない。

人工知能が発達してどんどんお金を儲けようとしても、失業者ばかりになると、その製品やサービスを買う人がいない。
人工知能というプレーヤーが参加することで、資本主義の根本のところが崩れてしまう。
だから、ベーシック・インカムである。

しかし、そういう世の中が本当に来るんだろうか。
幸い、日本の場合は少子高齢化、人口減少で働き手が減る予想だ。
だから、ちょうどそれを補完するようになるかもしれない。

また、そもそもそういう事態は起こらないかもしれない。
いくら人工知能が進歩して、シンギュラリティが起こっても、やっぱり人間の仕事はその人工知能の回りの部分で新しくできてくるかもしれない。
工場のオートメーションで人は減ったが、それらの機械を設計し、メンテナンスする人は増えた。
いくらコンピューターが進歩しても、人と人との対面の仕事はなかなかコンピューターに任せられないだろう。
今世紀の日本はサービス業の世紀になると言われている。

それでも、現状では製造業とサービス業の給料は差がある。
サービス業は、平均すると給料が安い。
これが変わらないとすると、総人件費は安くなるんだろうなあ。

その時がベーシック・インカムの出番になる。
その頃、人が働くことの意味も変わっているだろう。

新しい哲学が必要だと思う。

世の中は変わっていく。

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