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2016.11.08 Tuesday
ピコ太郎
昨日初めて知人からピコ太郎が人気がある、と聞いた。
You Tubeで4億5000万回、ミュージックビデオ?が再生されたという。 Pen-Pineapple-Apple-Pen(PPAP)という曲。 Wikipediaによると、千葉県出身53歳のシンガー・ソングライターで78歳の妻がいるということになっているが、実際は古坂大魔王という芸名の芸人。43歳らしい。 もともとお笑いの人だったが、2003年から音楽に専念した。 でも、行き詰まって、2008年からお笑い芸人としての活動も再開したらしい。 2016年に本人がプロデュースした、ピコ太郎(本人の芸名)の動画PPAPでブレイクした、という経歴。 経歴を見る限り、苦労人だ。 ぼくも教えてもらって見てみたが、何が面白いのかわからなかった。 どうもジャスティン・ビーバー(アメリカのアイドル)がFacebookで「面白い」と言って、大々的に拡散したらしい。 ジャスティン・ビーバーは8800万人もフォロアーがいるらしいから、彼が「面白い」と紹介すると、自動的に数千万回は動画が見られる、ということになる。 そのフォロアーたちが拡散すると、また再生回数も増えて、ねずみ算式に増えていく。 YouTubeの週間再生回数世界一まで獲得した。 PPAPを見ていると、小島よしおの「ソンナノカンケーネー」を思い出したが、知人いわく小島は国内だけだが、ピコ太郎は国際的だ、という。 それは、そうだろう。 実際、PPAPはなんとアメリカのヒットチャート、ビルボードの77位に入り、トップ100に入ったなかで最も短い曲(45秒)になり、ギネスにも載った。 トップ100入りは、日本人としては1990年の松田聖子についで7人目。 ただ、ビルボードの集計は音楽のセールス(ダウンロード)だけでなく、エアプレイもカウントされるようになっているらしい。 音楽の販売経路が多様化し、ヒットチャートを決めることが難しくなっているんだろう。 話がそれたが、ピコ太郎は海外特派員協会のインタビューも受けていた。 国際的人気と言える。 どこから火がつくか、わからないものだ。 果たしてこれが一過性のものか、恒常的なものか…。 時代遅れのぼくには一過性に見えるのだが…。 |
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