考えたこと2

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クレイジーケンバンド
「香港的士」がよかったので、クレイジーケンバンドのCDを借りに1年ぶりくらいでTSUTAYAに行った。
かろうじてまだ会員証は有効だったので、ラッキー。

J-Popのところを探したがクレイジーケンバンドは見当たらない。
置いていないのかと思ったら、「あの頃」というコーナーがあって、どちらかというと中高年向けの棚にあった。
けっこうな枚数があって、その中からベスト盤の「鶴」と「亀」の2枚と「Spark Plug」というCDを借りた。
しかし、ライブツアーもやっているまだまだ現役のバンドが「あの頃」という棚にあるとはなあ。
そういえば、YouTubeでライブ映像を見たが観客はまだ若かったような気がするが、40代以上だったかもしれない。
自分を中心に若いとか年寄りだとか判断してしまうと間違う。
最近はドームや武道館でライブをしないと現役と見なされないのだろうか。

それにしても、CDの棚が減ったのに驚いた。
ネットに移行しているんだろう。
聞きたい曲だけ買うということもできるようになったから、TSUTAYAは流行らないのかもしれない。

このバンド、オフィシャルホームページに「1997年の春頃、横浜本牧の伝説的スポット「イタリアンガーデン」にてヌルッと発生。“歌うメロディー・メイカー”横山剣の脳内に鳴りまくってるゴキゲンにソウルフルな音楽をブレなく再生する事のできる東洋一のサウンド・マシーン!」と書いてある。
20年のキャリアだ。

曲を聞いていると横浜をテーマにしたものが多く、香港とアメ車が好きだというのが伝わってくる。
リーダーの横山剣というのがケンバンドのケンだろう。
このバンド、ホーンセクションやコーラスの感じはソウルミュージックを意識しているが、中には歌謡曲の感じがある。
やぼったい感じがなんともいえない魅力になっている。
時にコブシを転がして歌う横山剣は、ほとんどの曲を作詞・作曲しているが、ソウル調あり、フォーク調あり、歌謡曲調あり、中には演歌調の曲もある。
みんなのうたの曲も1曲あった。
何とも言えず、昭和なのだ。

きっとウチの息子達が聞いたら、昭和のニオイがする、というだろう。

でも、ノリはいいし、一度ライブに行ってみたいと思って11月の神戸講演を調べたらもうすでに売り切れだった。
実はこのバンド、神戸の西原商会という食品商社の社歌を作っていて、それをCDでリリースしている。
その西原商会も協賛だった。
けったいな会社だ。
いや、けったいなバンドかな。

まあ、ライブは次の機会にしよう。

このバンドは中毒性があるぞ。



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