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2016.09.21 Wednesday
ジャニーズのお家騒動
今週の文春にジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長の記事が出ていた。
そこに書いてあったのが、ファンクラブの延べ人数。 それによると、トップの嵐が約200万人、2番手のSMAPが100万人、全部で15のファンクラブの人数を合計すると、600万人くらいいるのではないか、という。 こないだ書いたように、ジャニーズの肝はファンクラブ。 とにかくファンを大事にして、ファンクラブ経由でないといろんなことが制約を受けるようにしている。 これはメリー副社長の方針だったという。 だから、インターネットは敵だ。 インターネットではジャニーズのタレントの画像はなかなか見られないようにさせている。 グッズは全国4店舗しかないジャニーズショップに行かないと買えない。 北海道のファンは修学旅行で東京に来て、一生に一度そのショップで買えばいいという考え方。 その方針がファンの飢餓感を煽り、ショップには列ができている。 メリー副社長は若い子にお金を使わせてはいけない、と考えているという。 だから、コンサートのチケットの転売を防止するためにいろんなことをやっている。 平成の宗教であるジャニーズにしては、ファンクラブのメンバーは機会均等、公平公正でなければならないのだ。 今のジャニーズをここまでにしたのは、メリー副社長が作り上げたファンクラブのシステムだと思う。 黙っていても、年間240億程度が入ってくる。 もちろん、それを維持するためには営業努力が必要だと思うが、アナログだがよくできたシステムだと思う。 その感覚が宿敵であるSMAPのマネージャーとは合わなかったんだろう。 メリー副社長はSMAPのマネージャーをあまり歯牙にかけていなかった感はあるのだが…。 その不仲が、メリー副社長の娘のジュリー喜多川にも引き継がれたらしい。 ここに来て、事務所の後継者争いの様相になる。 SMAPはその後継者争いの犠牲なったということだろう。 どこの会社でも創業者社長の後継者問題というのはもめるものだ。 男ならともかく、女系になるとよけいに泥沼になるだろうなあ。 メリー副社長は後継者については、自分の90歳が節目だと言っているらしい。 文春によるとメリー副社長の90歳の誕生日が今年の12月26日で、奇しくもその日がSMAPの番組の最終回の日だという。 SMAP問題は来年も続くだろうなあ。 |
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