考えたこと2

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悲惨な現実
安倍首相は「一億総活躍社会」というスローガンで、日本の未来を明るくするという。
そのために、「強い経済」「子育て支援」「社会保障」を強化し、具体的な数値目標として「国内総生産600兆円」「希望出生率1.8」「介護離職ゼロ」を掲げている。
今のところ、絵に描いた餅だ。
それが悪いとは言わない。政治家は絵に描いた餅を国民に見せ、だからこうしないといけない、という政策を実行するのもアリだからだ。

しかし、どう見ても難しい。
社会保障を充実するためにはお金がいるが、生産年齢人口が減り、高齢者が増えていく日本では大変だ。
そのために、次世代の担い手である子供を増やし、親の介護のために離職する人を減らすということだろう。
そう簡単にいくとは思えない。

現実には介護を余儀なくされ、仕事ができず、お金がなくなる、ということが起こっている。
悲惨な事件も起こっている。
だからこそ、こういうスローガンを作ったとも言えるのだが…。

政治家はいいことを言いたいものだ。
特に来年の参院選に向けて、国民にいい顔をしたい。
となると、景気のいい話をぶち上げたとしか思えない。

しかし、それに対抗する野党はもっとヒドイと思う。
民主党は共産党と共闘するかもしれないという。
主義や主張はどこに行ったのか。

与党もひどけりゃ、野党はもっとひどい。
これが日本の現実ではないか。
世論調査もそれを表している。
ぼくは若いころ左翼シンパだったが、本当に情けない。
なんでこんなふうになってしまったんだろう。

ぼくらがまともなことをやって、若い人たちに引き継いでいかなといけないのに…。

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