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2012.02.19 Sunday
セラピードッグ
東北の震災の報道で、心療内科の医師がイヌを連れて仮設住宅を訪問していた。
毛足の長い白いイヌで、なでると気持ちがいいらしい。 こういうのをセラピードッグという。 もちろん、人なつっこい性格で、吠えないとか、飛びかからないとか訓練はしているのだろう。 なかなかなるのは難しい。 イヌをなでながら話をしてもらうと、悩みを話しやすいという。 動物全般を使う、アニマルセラピーは1800年代から心理的治療に使われたらしい。 意外と長い歴史があるものだ。 驚いたのは、最初に使われた動物は馬だった。 当時は馬が人間の足として使われていたからだろう。 セラピードッグに適しているのは、大型犬。 やはり体力が必要なので、大型犬になるらしい。 まあ、人間に触られることを我慢することも必要だから、小型犬では無理だろう。 一時、ソニーのロボット犬がセラピー効果がある、という記事も見たことがある。 まあ、ないことはないだろうとは思うが、やっぱり「生きている」という感じがないから難しい。 亡くなった池田晶子がコリーを飼っていたが、「大型犬は一番人間に近い動物だ」と書いていた。 初代のペットのコリーの死に際は、本当に大変だったと書いてあったと思う。 これから高齢化社会で、セラピードッグの役割も増えてくる。 しかし、イヌを世話してこそ、セラピーの効果があると思うのだが…。 |
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