考えたこと2

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追悼 加藤和彦
加藤和彦というと、中学のときに国際会館に見に行ったことが一度ある。
高校だったかもしれない。

「家を作るなら」という歌をやっていた頃。
大きなギブソンのギターを持って出てきた。
CM7とDm7のコードの繰り返しでやった曲、題名は忘れたが、家に帰ってからマネしてやってみて、今も覚えている。
あの曲はなんだったのか…。

フォーククルセダースを解散し、ソロでやっていた頃。

その後、サディステック・ミカバンドを組んで、エレキギターに持ちかえ、ロックバンドをやった。
高中正義やつのだひろもいた。

その後、またソロに戻ったが、ずっと音楽の世界にいた。

たくさんの曲を作曲した。
自分の曲、バンドの曲、他の人の曲…。

いつも紳士だったと思う。
そして、ダンディ。かっこいい大人。
理知的でやさしい顔をしていた。

「あの素晴らしい愛をもう一度」という曲は、北山修の歌詞に加藤和彦が、「今さら花とか赤とんぼとか、恥ずかしいと思った」と言っていた。

売れても、あまりマスコミには出なかったなあ。

62歳。団塊の世代。

「悲しくてやりきれない」という歌もあった。
常に新しいものを追いかけて、そして逝ってしまった。

合掌。

| | 考えたこと | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
自分の居場所
最近の若い人はボランティアをよくする。
自治会よりも、ボランティアだ。

学生時代にサークルやボランティアをしておこう、というようなコピーが雑誌に載る。

ボランティアといってもいろいろある。子ども相手のもの、大人相手のもの、老人相手のもの、地区でやっているもの(掃除など)、外人相手のもの、障害者相手のものなど。
なぜ、そんなにボランティアをするのだろうか?

ぼくはやったことがないので、わからないが、ボランティアには自分の居場所が用意されているのではないかと思う。
必要とされる自分の場所がある、ということだ。

ところが、普通は自分が動いて、価値を作らなければ、自分の居場所はできない。
必要とされるためには、動かないといけないということだ。

人に働きかけて、関係の中で自分の価値を作ることができない人が増えたのではないだろうか。

自分の居場所が作れないから、ボランティアに走る…。
もちろん、そうではない人もいる。
しかし、そういうふうに見える人もいる。

これがマチガイならいいのだが…。

仕事では自分の居場所が用意などされていないことが多い。
もちろん最初は教えるし、手取り足取りもやる。
それでも、3年も経てば自分で自分の居場所を作らないといけない。
人に働きかけて、関係の中で自分の価値を作るのだ。
それこそがコミュニケーション。

それができれば、3年で離職するということはないと思う。

しかし、35%もの新卒が3年で離職する時代。

たしかに仕事はむかしよりきつくなったと思う。

それでも、35%は多すぎないか…。

| | 考えたこと | 02:07 | comments(0) | trackbacks(0) |