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2009.10.17 Saturday
自分の居場所
最近の若い人はボランティアをよくする。
自治会よりも、ボランティアだ。 学生時代にサークルやボランティアをしておこう、というようなコピーが雑誌に載る。 ボランティアといってもいろいろある。子ども相手のもの、大人相手のもの、老人相手のもの、地区でやっているもの(掃除など)、外人相手のもの、障害者相手のものなど。 なぜ、そんなにボランティアをするのだろうか? ぼくはやったことがないので、わからないが、ボランティアには自分の居場所が用意されているのではないかと思う。 必要とされる自分の場所がある、ということだ。 ところが、普通は自分が動いて、価値を作らなければ、自分の居場所はできない。 必要とされるためには、動かないといけないということだ。 人に働きかけて、関係の中で自分の価値を作ることができない人が増えたのではないだろうか。 自分の居場所が作れないから、ボランティアに走る…。 もちろん、そうではない人もいる。 しかし、そういうふうに見える人もいる。 これがマチガイならいいのだが…。 仕事では自分の居場所が用意などされていないことが多い。 もちろん最初は教えるし、手取り足取りもやる。 それでも、3年も経てば自分で自分の居場所を作らないといけない。 人に働きかけて、関係の中で自分の価値を作るのだ。 それこそがコミュニケーション。 それができれば、3年で離職するということはないと思う。 しかし、35%もの新卒が3年で離職する時代。 たしかに仕事はむかしよりきつくなったと思う。 それでも、35%は多すぎないか…。 |
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