考えたこと2

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風のガーデン
緒形拳の最期のドラマ。

でも、死ぬのは緒形拳ではない。

ターミナルケアの医師が緒形拳の役。
その息子が中井貴一である。

麻酔科医である息子は膵臓ガンの末期。

北海道の富良野でのロケーション。
久しぶりに気合いの入ったドラマだ。

今日は緒形拳と中井貴一が話しあう場面があった。

「生きている間に、何かしたいことはありますか。」

緒形拳が息子に聞く。
息子の命が長くないことは知っている。

この年になると、緒形拳の方に自分を重ねて見てしまう。

墓に入る順番が逆になる…。
お父さんは、息子の最期を看取るつもりなのだ。

そんなドラマである。

緒形拳もいいが、中井貴一もいい。

緒形拳が、勘当していた息子に家に帰ってきませんか、という場面。

見た人でないとわからないだろうなあ。

今日は感動した。



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