![]() |
2008.12.05 Friday
アニメ
中国、韓国、台湾、日本の4ヶ国のパーソナルアニメをやっていた。
残念ながら日本は韓国に負けた。力負けだった。 韓国と中国のアニメへの取り組みはすごい。 中国は国内に何ヵ所かアニメの拠点があるらしい。 国策でやっているのだ。 韓国も、一万人以上の人がスクールでアニメを学んでいるとのこと。 これも国策だろう。 アニメが儲かるから…、ということだろうか。 日本のアニメには歴史がある。 手塚治虫が本格的にアニメを始めたのは1963年、昭和38年のことだ。 それまでは子供だましのアニメしかなかった。 鉄腕アトムが最初のストーリーアニメ。 そこからアニメの歴史が始まる。 マンガとアニメは一つのものだった。 オバケのQ太郎、おそ松くん、サイボーグ009、鉄人28号…。 原作者がマンガ家だ。 それがいいとは言わないが、アニメをやりたくて、必死に描く人がいた。 お金が入ってこなくても、描きたいという人たちが支えてきた。 そんなふうにして、アニメ業界は大きくなった。 そして、ついにアジアに下請けに出すようになった。 今やコナンの映画を見ても、最後に出てくるアニメーターは中国人がたくさんいる。 色の指定もコンピューターでできる。 でも、国策でアニメをやっていない。 それがいいのか悪いのか…わからないが。 国策でやっている方が、儲けもいいし、やる気も出るだろう。 でも、それで第二の手塚治虫が出るだろうか。 それとも、そんなやり方ではもうダメなんだろうか…。 日本、がんばれ。 |
![]() |