![]() |
2008.10.17 Friday
ロールキャベツ
好きな食べ物というのがある。
それはロールキャベツ。 できれば、ミンチにベーコンが少し入っているのがよいのだが、なくてもかまわない。 ただし、おでんに入っているものはダメ。 コンソメスープもダメ。 いろんな料理法があるようだが、ロールキャベツはトマトソースでなければならない。 もともと、キャベツを煮たものが好きだ。 キャベツは煮込んでも崩れないし、しんなりしても、キャベツだというところがよい。 下宿していた頃は、キャベツをちぎって鍋に入れて、コンソメとコショウでスープを作ったことがある。 大きな鍋いっぱい作って、みんなで食べた。 肉を野菜で包むというのは、中華料理でもあるが、ロールキャベツには勝てない。 このロールキャベツという言葉、てっきり英語だと思っていたが、辞書では(meat-)stuffed cabbageというらしい。 和製英語だったのか。 誰が名付けたのか知らないが、よくできた和製英語だ。 ナイターに匹敵する。 調べてみると、ロシアが発祥らしく、上にとけたチーズが載っているものの写真が出ているロシア料理店があった。 そんなコッテリしたロールキャベツもダメ。 ロールキャベツが好きだというわりには、範囲が狭いのだが、これはしかたがない。 それが、好みというものだ。 人はどうやって好きな食べ物を決めるのだろうか。 子どもの時から好きなものになる場合がほとんどだと思うのだが…。 大人になってから覚えた味で、好きなものになるものもあるだろうが、やっぱり、本当に好きなものは子どもの頃から好きなものだと思う。 それは、ロールキャベツ。 誰もが自分のロールキャベツを持っている。 |
![]() |