考えたこと2

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世界は非対称
今朝の新聞で、ノーベル物理学賞の受賞の解説を読んだ。

「対称性の破れ」ということの発見につながる理論を打ち立てた…という説明だった。

量子論の解説をしている本を何冊か読んだが、どうもピンと来ない。
「ワープする宇宙」という分厚い本も買って読みはじめたが、途中で挫折した。

世界にはいろいろな粒子があって、それがぶつかってなくなったり、できたりする。
粒子と反粒子がぶつかると消えてしまって、なくなる。
もし世界が対称なら、同じだけ粒子と反粒子があって、どんどんぶつかって消えていくはずだが、なんで世界には物質があるのだろう?
それは、粒子と反粒子が同じ数だけではないからだ。
それが「対称性の破れ」ということらしい。

ここまで来ると、「ふーん」としか言いようがない。
新聞には「標準モデル」というコトバも出ていたから、パズルのように、「こうなったら、こうなるから、こうでないとイケナイ」というような考え方なのだろうか。

140億年ほど前に、宇宙はビッグバンでできた…というところからして、想像の範囲を超える。

「できた」ところの前は何やったん?というケッタイな気持ちが残る。

何だか、とてつもない爆発が起こったおかげで宇宙がある…らしい。

量子論を日々考えていたら、こういう想像がリアルにできるようになるのだろうか。

この広大な宇宙の中のほんの小さな星の上で、こんなことが考えられるのは、すごいことだと思う。

でも、どこまでいってもケッタイな気持ちは残る。

時々、このケッタイな気持ちは、地球という星がなくなってしまって、人間がいなくなったらどうなるのだろうか…と思うのだが、みなさん、どうなるのだと思いますか?



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