考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< June 2008 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
アピる
和製英語というのがある。

前に書いた、ゴールデンタイムとか、ナイター、オートバイ、ガードマンとかいうもの。
これは英語のように見えて、実際には日本で作られた言葉。

英語がそのまま日本語になったものもある。
これはアセスメントとか、マニフェスト、ジョギングとか。
もともと、日本語になかった概念の言葉だろう。
アセスメントなどは単独で使われるよりも、環境アセスメントとか人事アセスメントとかいうように、何かにひっついて専門用語として使われる方が多い。
マニフェストなどは、政策公約と言えばいいのだが、これは政治家がハッキリしたくないという意向もあって、わざとカタカナにしているのかもしれない。

さらに、英語の意味を借用して、新しい言葉を作っているのもある。
これは、最近聞いてなるほど、と思った言葉。

アピールする、というのを「アピる」という。
「これをちょっとアピっとこう」などと使うらしい。
これを聞いたときはビックリした。

日本語には「る」で終わる動詞が多いので、「ル」で終わる英語は動詞になりやすい。(tellみたいに音節が短いものは無理だろうが…。)

だから、「ル」で終わる英語の動詞や名詞は、語幹を短縮して、「〜る」という使い方をしても、理解できてしまう。

グーグルで検索するというのを、「ググる」という動詞にする例もある。
これはかなり浸透しただろう。

他に考えつくのは、「アニマる」「コマーシャる」「グローバる」「ナチュラる」などもありかな…ちょっと無理があるか。
このままでは使わないだろうが、活用すると、少なくとも意味はわかる。

「アニマったレスラー」「ここでひとつコマーシャっておこう」「経済はグローバっています」「ナチュラりすぎた自然食品」みたいな使い方もあるかもしれない。

それにしても、言葉は不思議だ。
音で意味がわかるものがたくさんできてしまう。
(もちろん、使われる文脈の中で判断できるからだが…)
文字はあと、音が先ということがよくわかる。

いつか、「アピる」も広辞苑に載るかもしれない。

まだ「アピる」ならいいが、「あぴる」になったら、ちょっとコワイ。

そんな時まで生きていないか…。





| | 考えたこと | 23:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
逆転の発想
どうも天気が安定しない。

雨が降るかと思えば、晴れて、暑くなったと思えば寒くなり、外は風が強くて涼しいのに、部屋の中は蒸し暑い…。

もう梅雨に入っているので、雨が多いのはしかたないが、それにしても天気がオカシイ。

今はクルマで通勤なので、雨の日は視界が悪くて困る。

でも、名神高速もだいぶ舗装が変わり、水たまりが減った。
透水性舗装というやつに変えているのだろう。
昔はトラックの横や後ろを走っていると、時々すごい量の水ハネがあって、一瞬前が全く見えなくなることが多かった。

そのせいか、一時流行ったウィンドウの撥水剤もあまり宣伝を聞かないし、売っているところも減ったような気がする。

あれは逆転の発想だった。
それまでは油膜取り剤を塗っていたのに、あれはきれいに油膜を塗って、水をはじくというものだと思う。
シリコン系とか、フッ素系とかいろいろあるようだが、最初に考えた人はえらいと思う。
いいヤツを塗ったら、本当にワイパーは要らない。

これを塗ってしまうと、普通のウィンドウォッシャー液を使うと被膜を取ってしまうらしい。

ただ、塗る前に十分に汚れを落とし、完全に乾燥させてから塗らないとイケナイというような手順のややこしさはある。

もう少し簡単になれば、もっと使われるはずなのだが…。

それこそ、ウォッシャー液に混ぜて、雨が降ったらボタン一つで被膜ができる…というような製品はできないのかな。
きっと開発を考えている人はいると思うのだが…。

早く、開発できることを祈る。
すべてのクルマがこれを装備すれば、確実に雨の日の事故は減るはずだ。

ぼちぼち塗らないといけないなあ。


| | 考えたこと | 00:49 | comments(0) | trackbacks(0) |