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2008.06.13 Friday
新しい野球用語
野茂が大リーグにわたって、はや十数年。
日本でも大リーグの人気は定着した。 野茂、佐々木、イチロー、松井…やっぱりすごい選手は、それに見合った舞台で活躍したいと思うものだろう。 もちろん、それに見合った年俸でもある。 NHKではよく大リーグの中継があるし、スポーツニュースも必ず大リーグの日本選手を報道している。 みていると、野球が違うなあと思う。 大リーグは早い。 ピッチャーが投げ、バッターが打つ。そこに「間」が感じられない。 スピード感があるのだ。 一方、日本の野球は「間」が多い。 バッターに対したピッチャーは必ず「間」を考えている。 みている方も、あまりにポンポン投げられると、ちょっと興ざめかもしれない。 講釈する間がないからだ。 前置きが長くなったが、MLB(大リーグ)が日本で見られるようになって、野球用語にも大リーグの言葉が進出してきた。 これは純然たる英語をそのまま使っているもの。 先発投手はスターター、中継ぎはセットアッパー、抑えはクローサー。 そして、一試合で2本以上のヒットを打つと、マルチヒット。 昨日の新聞の見出しに、マルチヒットを略して「マルチ」とだけ書いてあった。 なんか、悪い商売にでもひっかかったのかな…という感じだが、このマルチという言葉も、いいイメージになっていくのだろう。 こうやって、また新しい日本語が増えていく…。 |
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