考えたこと2

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市場
小学校の低学年のころまでは、今でいうスーパーはなかった。
市場(いちば)が買い物の主体だった。

もちろん、子どもにとっても同じことだ。

市場の中には、たいがい子ども向けの駄菓子を売っている店があった。
5円あれば、何か買えたと思う。
くじ引きもしたおぼえがある。

肉屋では店頭でコロッケを揚げて、一つ10円で売っていた。(もちろん、新聞紙に包んでくれた)

たこ焼きは7つで数十円だったと思う。(たこは入ってなかったと思う。代わりに何が入っていたか、覚えていない)

貸本屋もあった。
狭い間口だったが、おじさんがイスに座って一人で仕切っていた。
今でいうコミック本を貸してくれる。
よく考えたら、お金を払って、本を借りるのだが、会員登録をするわけでもなし、子ども相手で担保を入れるわけでもなし、どうやって返却のあてをつけていたのだろうか…。
返したら、いくらか返ってきたのだったか?…忘れた。
性善説の商売だったのかな…??

魚屋、八百屋、果物屋、豆腐屋も必ずあったと思う。

市場より大きいのが商店街。
近所の商店街にはたくさんの店が並んでいた。
今はシャッター通りが増えてしまったが、昭和30年代は隆盛を誇っていた。
洋服店、時計屋、はんこ屋、和装店、雑貨屋、金物屋、文具屋、本屋、レコード屋(店頭には演歌のポスターがあった)…みんなショッピングセンターに入ってしまった。

古き良き昭和だ。

時間を戻ることはできないが、もう一度歩いてみたいとは思う。
| | 考えたこと | 23:27 | comments(2) | trackbacks(0) |
Georgia on my mind
「我が心のジョージア」という邦題がついている曲。

ここ数日、この曲ばかり聴いている。

この曲は、ジョージア州出身の人がよその土地に行って、ジョージア州を懐かしむ歌かと思っていたが、そうではないらしい。
ジョージアという女性のことを思って歌う歌。

でも、ジョージア州の州歌になっているらしい。

有名なのはレイ・チャールズが歌っているもの。

盲目のソウル・シンガーであり、ピアニストである彼はジョージア州の出身。
身体を揺すりながら歌う姿は、すごく印象的だ。

この曲はスタンダードナンバーとしてよく演奏されるが、マーチン・テイラーというギタリストが演奏しているのを聴いたのが2日前。

それから、耳から離れなくなった。

「我が心の…」というのも、文語的な表現だ。この曲の邦題はいい。
ブルースノートが多用される曲で、何ともいえない哀愁がただよう。

マーチン・テイラーというギタリスト、何でも、チェット・アトキンスという知る人ぞ知るギタリストが「こいつはスゴイ」というような事を言ったらしい。
おまけに、イギリス人で、王室から勲章ももらっている。

たしかに、スゴイ。
ギターの神さまがのりうつったようなプレイをする。

ベースと伴奏とソロ、どれか一つでもスゴイのに、それを1台のギターで一度にやってしまう。

ときどき、神さまが人に宿ることがある…ということを信じてしまう、そんなギタリストだ。

マーチン・テイラーの「我が心のジョージア」。
いいですよ!




| | 音楽 | 00:25 | comments(0) | trackbacks(0) |