考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2008 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
アンドロイド
こないだ、テレビをつけたら、石ノ森章太郎の特集をやっていた。

ぼくが知っているのは、石森章太郎だが、いつからか名前を変えて、石ノ森章太郎になった。
調べてみると、石森で「いしのもり」と読んでほしかったのに、世間で「いしもり」になってしまったので改名した由。

有名な作品は「仮面ライダー」だが、昭和30年代前半生まれのぼくらにとっては、何といっても「サイボーグ009」である。

アトムのおかげで、ロボットとかエネルギーという概念が一般的になったと言われているが、「サイボーグ009」のおかげで、「サイボーグ」とか「アンドロイド」というものを知った。

サイボーグとは、装置を埋め込み、特殊な能力を持った人間のこと。
アンドロイドとは、人間そっくりのロボットである。

人型ロボットではなく、本当に人間のたたずまいをしたロボットが「アンドロイド」ということになる。

石ノ森章太郎のおかげで、ぼくらは「アンドロイド」という言葉を知っている。

何でこんな事を書いているかというと、最近「アンドロイド」という名前を聞くようになったからだ。
それは、ロボットではなく、グーグルが開発している携帯電話のソフトである。

グーグルはインターネット上で動くソフトをいろいろと開発していて、いくつかは職場でみんなで共有して助かっているが、それらと携帯電話をつなごうとしているのが、「アンドロイド」である。

携帯電話の買い換えの話をしていて、「ぼくは秋まで待って、アンドロイド対応を待つのがイイと思う」というと、若い人は「何ですか?そのアンドロイド…?」という。

アンドロイドという言葉を聞くと、人間型のロボットを想像し、ネット上で人間のように働いてくれるソフト…というイメージなのだが、その言葉を知らないとイメージはわかない。

「アンドロイドは、携帯とネットをつなぐように働いてくれるんですよ…」

この言葉は「まるで人間みたいに…」という意味を含んでいるし、だからこそグーグルは新しいソフトに「アンドロイド」という開発コードを付けたのだろう。
このイメージが伝わるのは石ノ森章太郎のおかげだ。

前にも書いたが、SFはどこかに行ってしまったし、今のマンガにはSF的な要素がなくなっている。
ちょっと残念…。

携帯のアンドロイドは、本当に楽しみにしている。

早く出ないかな…。




| | 考えたこと | 22:39 | comments(0) | trackbacks(0) |