考えたこと2

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Season's Greetings
毎年この季節になると、レターが届く。
以前仕事を一緒にしたことのあるドイツの人から、Season's Greetingsが送られてくるのだ。

英語で返事を書くので、毎年少し遅れて新年になる。

彼は(不思議なことに、外国人が相手だと、彼という言葉が自然に使えるのはなぜだろう…)ぼくよりだいぶ年が上だが、いつも丁寧に接してくれた。
最後に会った日のことは忘れられない。

大の日本びいきで、来日した時は疲れも見せず、飲みに行ったり食事をしたりしていた。

頭のいい人だから、英語の文章も、ぼくらによくわかるように書いてくれる。

もう一度会って話ができれば…と思う。

彼のSeason's Greetingsの署名のところに、こんな英語が書いてあった。

"I was, have been, am and will always be Yours."

あの時も、これまでも、今も、そして、これからもずっと…ということだろう。

こんなふうに書くのか…。

一般的な言い回しではないような気がする。(ぼくが知らないだけかもしれないが)

でも、どういうわけかジーンときてしまった。

"I was, have been, am and will always be Yours."

こんなふうに書いてくれる友人がいるのは、すごく幸せなことだ。

今年はクリスマスまでに返事を出そう。



| | 考えたこと | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
献花
花には心を動かすものがある。

彼らが地球上に現れたのは、6500万年くらい前。
ちょうどほ乳類が現れたのと同じ時期だ。

人間の先祖が生まれた頃と時を同じくして、地球上に花が咲くようになったということか。

キリスト教のお葬式では、焼香の代わりに献花をする。

一輪の花に、死者への思いを託す。

献花台に一輪ずつ、花を置いていくのだ。

「花の命は短くて…」という詩があったが、花は散るからこそ美しいと思える。
桜がその最たるものだ。
美しく咲いて、新しい命を残して、散っていく。

散る花と、死者が重なって、花に思いを託すようになったのかもしれない。

生まれて初めて、キリスト教のお葬式に出たが、献花はいいなあと思った。

去っていく人に花を…。


| | 考えたこと | 01:46 | comments(0) | trackbacks(0) |