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2006.08.11 Friday
人口は力
日本は少子化だという。
少子化自体は、悪いことばかりではなく、良いこともあるような気がするし、難しい。 今の子供たちが大きくなる頃には、家の値段も安くなるだろう。 人口密度が低くなるから、大きな家も手に入れやすくなるのではないだろうか。 学校を選びさえしなければ、教育も長いこと受けることができる。 ずっと護送船団で来ていた教育業界にもようやく淘汰の時代がきて、良いものが残っていくはずである。 でも、世界を見ると、人口は力である。 今注目を浴びている、中国で12億人くらい、インドで7億人くらい人がいる。 それだけで、大きな市場になるし、人手を使う事には有利になることは間違いない。 世界の人口のうち、約3割が2カ国にいるのだ。 これはすごいことだ。 日本、アメリカ、西欧を合わせても、6億くらいだったと思う。 その3倍くらいいる、ということだ。 そのうちに、中国語が世界の共通語になったり、どこに行っても中国語のサインボードがあるような事になるかもしれない。 そんなに遠い将来の事ではないような気がする。 やっぱり、人口は力であり、多いものは強いという部分がある。 そうなっても、日本という国が存在感を持っているためには何が必要なのだろうか…。 尊敬される国でないといけないと思う。 優れたものを作る国、勤勉な国、悪いことをしない国…。 いずれも、戦後すぐの人たちが頑張って、そういう国だと思われるようになったと思う。 いつまでも、これが続くのだろうか。 もう、少し苦しいような気もする。 少なくとも、これを挽回するための策が、小学生に英語を教える、ということではないと思う。 では、代わりに何が必要のなのか…。 真剣に考えないといけないとは思うのだが、先は暗いと思う。 人口の力に勝つ…できるんだろうか? |
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