考えたこと2

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ものには終わりがある
何でも、これで最後というものがある。

さくらの季節になると、さくらの花を見られるが、いつかは見られなくなる。
100回もさくらを見られる人は、ほとんどいない。
そういう「最後」だ。

最後の晩餐、というのもあるし、定年になると、最後の出勤日というのもある。
卒業式が最後の登校日になるし、その日を最後に一生会わない人もいる。

もしも、自分の最後の日がわかれば、最後のXXをいろいろと済ますことができるだろう。

最後のご飯はお茶漬けにしようとか、最後に読む本はこれにしようとか、最後にこのレコードを聴いておこうとか…。

しかし、最後の日がわかったらわかったで、ややこしいことも出てくるだろう。
最後のXXを考えるより、これだけは最後にやっておきたい…というようなことも出てくる。
最後にここに行っておきたいとか、最後にこの人に会っておきたいとか…。

もし、最後の日がわかったら、それから逆算して、何もやる気がなくなったり、逆にムチャをしたりするということもある。

なるほど。

やっぱり、最後の日はわからない方がいいのだろう。

しかし、できれば、最後の時には、「あ、しもた。あれ忘れとったがな…」というようなことが無いようにしたい。

ということは、毎日最後だと思って、心残りがないように…ということになる。

これが、一期一会というヤツか。

最後のXX、何が一番気にかかるか、考えておかないといけない。(考えておく、ということが既に手遅れか)

もし、最後のご飯はお茶漬けが…ということになったら、いざというときに備えて、毎日お茶漬けを食べるのか?
それもオカシイ。

う〜ん、結局は何か積み残す荷物が出てくるんだろうし、もしも最後のXXがお茶漬け程度のことだったら、それは幸せなことだと思わないといけないということか。

ま、とにかく、ものには終わりがある、ということだけ心の中に置いておくことが大事ということにしておこう。

考え始めると、ややこしい。



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