考えたこと2

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蓄熱器
二酸化炭素の温暖化効果が進んできたのか、冷房の排出熱による温室効果なのか、アスファルト舗装のせいなのか、緑が減ったからなのか、何だかわからないが、外が暑すぎる。

とにかく暑いのだ。

昔は夏休みは、午前中の涼しい間に勉強して…ということで、昼から外で遊ぼうということだったと思う。
事実、外で遊んでいたのだ。
帽子もかぶらず、公園で走り回っていたと思う。

しかし、この暑さなら、昼間に外で遊ぶのは危険行為になるだろう。

外で遊ぶなら、朝の6時頃からでないとダメだ。午前10時くらいになると暑くて外で遊べない。
学校の部活など、昼間は大変だろう…。

熱中症など、昔はなかった。
日射病と言ったが、ちょっと横になって頭を冷やしたら大丈夫…というようなことだったと思う。
死人が出るようなことはめったになかったと思う。この暑さで、死人が出るような状態になってしまった。

たしかに、昔は近所に緑があったし、舗装率も低かった。

それにしても、ここ30年ほどで暑くなりすぎである。
一番大きな違いは、冷房の普及だ。
一台一台のエアコンから出る廃熱…これが要因だと思うのだが。

だからといって、みんなが冷房を入れている以上、一軒だけ切ってもたかがしれているし、効果もほとんどない。
せーの、で一斉に冷房を切ったら、どうなるのだろうか。
かなりの効果が出るような気がする。

冷房は使うけど、一方でお湯は沸かすのだから、冷房の廃熱を利用してお湯を沸かすようなシステムを作り(もうあるが)、それでないと売ってはダメ、というようなことにすればどうだろうか。

技術を進めて、夏の間に蓄熱し、それを冬の暖房に使う、というようなシステムを作れたら素晴らしい。
小さいもので、熱をたくさんためることができるようなものは作れないか?
コンパクト蓄熱器である。
夏の熱を溜めて、冬に使い、ついでに冬の廃熱(これは冷たい)も溜めるのだ。
これは夢の機械である。地軸の傾きを補正する蓄熱器だ。

まちがいなく、ノーベル賞をもらえると思う。

| | 考えたこと | 16:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
気持ちはわかる
今日、近所を歩いていたら、不動産屋さんの店頭にラジカセが置いてあり、宣伝を流していた。

そのラジカセを見たら、本体に注意書きが貼ってある。

「壊れそうなので、触らないで下さい」

気持ちはわかる。
通行人が触ったら、きっと壊れるだろうから、触らないで…ということだろう。
マトモなラジカセであるのに…。

しかし、おかしな日本語である。

壊れそうなラジカセなら、宣伝用に店頭に置くのがおかしい。
ちゃんとしたラジカセが置いてあるなら、「触らないで下さい」と書いておけばよいのだ。
どうしても、理由が必要なら、「壊れますので、触らないで下さい」でいいだろう。

店頭に置いてあるものに勝手に触るのが、悪いことだという常識はなくなったのだろうか。

日本語もおかしいが、日本人もおかしいのだ。

暑さのせいだけではないと思う。


| | 考えたこと | 04:25 | comments(2) | trackbacks(0) |