考えたこと2

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オルガン教室
以前、ちょっと書いたが、小学校1年の時に、近所のヤマハオルガン教室に行かされた。
きっと、ウチの母はピアノが弾けるとよい、と思ったんだろう。

昭和40年当時、ピアノはまだまだ普及しておらず、オルガンだった。
足でペダルを踏んで、音を鳴らす、というものだ。

どういうわけか、家にオルガンがあった。
誰が弾くわけでもないのに、オルガンがあったということは、きっと子供に弾かせたかったのだ。
実際、足踏みペダルを踏んで、ネコ踏んじゃったをよく弾いたのは覚えている。(出だしの4小節程度だが)

しかし、1回行って、どうしてもイヤだといってやめた。

親の心、子知らずである。

せっかくオルガンがあったのに…。

今になって、鍵盤楽器が弾けたらいいなあ、と思う。
残念、ちゃんと行っておけばよかった。

自分でやめたのだから、仕方がない。
失敗だったが、後悔は先に立たずである。

そのオルガンは、5歳下の弟がオルガン教室にちゃんと通ったために、全くのムダにならずに済んだ。
母の望みは弟がかなえたのだ。

たぶん、弟は今でも両手でピアノが弾けると思う。

ウチの子供は二人とも1回でやめるというようなことはなかった。
エライ。

せっかくオルガンがあったのに、1回でやめると行った子供を懐柔して行かせなかった親はえらいと思う。しかし、1回でやめた自分はなさけない。

ピアノを弾ける人を見るたびに、そのことを思う。



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