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2025.10.28 Tuesday
フリーランス減少
コロナで脚光を浴びた働き方といえば、リモートワークだが、そこから派生して組織に縛られない働き方がもてはやされた。
個人で働く、というカタチ。 ぼくらには、それは却ってしんどい働き方に見えるが、「自由」という魅力がある。 上司もいなければ、社内の会議もない。 そういう意味では自由だ。 でも、仕事をして稼ぐということになると、しんどい。 上司の機嫌をとらなくていい代わりに、クライアントの機嫌を損ねないようにしないといけない。 よほど希少なスキルを持って、特異な仕事に特化しているなら、売り手市場になるが、なかなかそんなわけにはいかない。 おまけに、AIが出てきた。 クリエィティブな仕事と言われてきた広告業界なども、AIでパソコン1台でできるようになってきた。 ロケも要らなければ、モデルも必要ない。 ホワイトカラーの仕事だった、書類の作成はAIのお手のものだ。 適切なプロンプトさえ与えれば、サクサクと作ってくれる。 おまけに、膨大な知識量。 人間ではとてもできないような仕事も、分単位で終わる。 そういう時代だから、フリーランスは厳しい。 自分だけのスキルでは苦しいのだろう。 やはり組織の力がないと、仕事はできないと思う人が増え、会社に戻っているのだと思う。 やはり、普通の人がフリーで働くのは厳しいのだろう。 やはりコーポレートの壁はなかなか超えられない。 3人よれば文殊の知恵なのだ。 だいいち、一人で働くのは面白くないと思う。 仲間がいてこそ、仕事は面白くなる。 その分、苦労もあるのだが…。 そういうことがわかってきて、会社組織に戻る人も増えているのだと思う。 やはり一人はしんどいのだ。 |
