考えたこと2

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死が近づく
一昨日、一緒に働いていた人が亡くなった。
一度ガンで手術されたが、復帰され元気にしていたが、また再発されたようだった。
ぼくと年齢はそんなに変わらない。
こういうことが起こると、だんだん死が近づいていることを意識する。

人間死なない人はいないのだが、生き返ることもない。
だから、今までのように経験談を聞くことができない。
だれしも、死は初めての経験であり、だからこそ気になるのだ。

若い頃はそんなことは考えずに生きてきた。
いずれ死ぬことはわかっているが、そんなことを毎日考えて生きてはいられない。

でも年を取ってくると、そういうわけにはいかなくなった。
あと1年ちょっとで70歳。
自分が70歳近くまで生きるということは思ってもいなかったが…。

物忘れがひどくなり、自分でも驚くことがある。
母の認知症を見てきたから、自分もそうなるのかとも思う。
どちらかというと、外に出るのは嫌いだし、家にいるのが好きなのも母と一緒だ。
そういう人はボケやすいのだ、ということも知っている。

一緒に第九の練習に行っている人は、とっくに後期高齢者だ。
あの年まで第九の参加が続けられるとは思わない。
あの年で、本当に元気だなあと思う。
それぞれ、思うところはあるのかもしれないが、ぼくから見たらえらいものだ。

きっとあんな風にはなれない。
どうやって死ぬか。

それは結局死ぬまでわからない。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) |

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