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2025.10.05 Sunday
地球温暖化はでっち上げ?
トランプ大統領が、23日に国連で「地球温暖化はでっち上げ」という演説をしたらしい。
日経に出ていた。 「史上最大の詐欺」とまで言ったらしい。 ぼくは地球が現在は温暖化していると思う。 長い歴史をみれば、過去に気候変動を繰り返してきたのは事実。 今は気温が上昇する方向に振れている、ということだ。 「このグリーン詐欺から脱却しなければ、あなたの国は破滅するだろう」、と強調したとのこと。 それは事実だと思う。 人間をはじめ、すべての生物は酸素を吸って、二酸化炭素を出して、呼吸している。 それ以外に人間の生活を豊かにするために、主に石油や石炭がエネルギー源として使われ、その結果CO2が出てくる。 それだけが、地球を温暖化させている、というのがIPCCの主張。 それはオカシイと思う。 大気汚染をしないために、空気をきれいにしたら、太陽光が地表に届きやすくなり温度は上がる。 今年の夏の高温は、それが原因の一つだろう。 この演説で、日経が不正確としている内容の一つに、国連の予測は間違っている、というものがある。 これは事実で、今の気候学者がやっているシミュレーションはほぼ過去の温暖化や冷却化を説明できていない。 シミュレーションのイロハとして、過去のデーターがちゃんと過去の事象を表せているか、というものがある。 それが満たされていないものはまともなシュミレーションとして認められないのだ。 さらに、「再エネは機能しないし、高価」ということに対して、「24年に稼働を始めた再エネ事業の91%が化石燃料よりも発電コストが安価」という評価をしているが、これは発電コストだけ見ればそうだろう。 だから、再エネがいいと思わされたのだ。 ただ、夜や風が吹かない時を考えると、必然的にバックアップが必要になる。 バックアップを充電しておくということになると、発電コストは高くなるし、そうしないのなら、他の発電方式でバックアップが必要になる。 二重投資のことを考えていないのだ。 再エネを増やしたドイツやイギリスの電気代はバカ高い。 それはどう説明するのだろうか。 さらに、発電量が一定でなく、増えたり減ったりするということに対しても、送電側に負担をかける。 再エネ単体で使うのならいいが、送電システムの中に組み入れるコストも考えないといけない。 そうすると、トランプ大統領は正しいということになる。 日本のマスコミはトランプ大統領の言うことはすべて間違っている、という変な偏りがあるが、正しいことも言っているのだ。 それをすべて不正確と決めつけるのはオカシイ。 日本のマスコミは民主党びいきなのだろう。 自分たちは偏っている、という意識もなく、正しいと言い切るところに不遜さを感じる。 もっと正確に報道しろ。 |
