考えたこと2

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年金改革案
日本のサラリーマンの大手の労働組合は連合に入っている。
連合の正式名称は「日本労働組合総連合会」であり、約700万人が加入している。
厚生年金を払っている労働者数は約4600万人いるが、そのうち700万人ほどが連合に所属している。
また、1000万人ほどが大手の企業別組合(トヨタや三菱電気、NTTなど)に入っている。
残りの2900万人は、未組織の会社だったり、公務員系や合同労組と言われるようなところのサラリーマンらしい。

今回の年金改革の法案で、自民党と立憲民主党が合意したというニュースが流れたが、これがまた不思議な案だ。
自民党が厚生年金を払っているサラリーマンの反発を恐れて、厚生年金を基礎年金に流用するというのをやめたのに、立憲民主がそれを覆して厚生年金を流用する、という案になった。

立憲民主党の主な支持者は連合のはずだが、連合は厚生年金をもらっているサラリーマンの労組。
それなのに、なぜそういうサラリーマンが毎月払っているところから、基礎年金に流用するようなことを考えるのだろうか。
氷河期世代の人たちがどうの、とか言っているが、結局は厚生年金を何十兆円も減らすのだ。

厚労省びいきの自民党でさえ見送った案を、なぜ厚生年金を払っているサラリーマンの労組が主体となって支援している立憲民主党が今さらやるのだろうか。
明らかな裏切りだと思う。

なぜ連合はそんな政党を支持するのだろうか。
組合員はわかっているのだろうか。

これが可決されたら、立憲民主党の票は減ると思う。

あるいは、日本のサラリーマンはそんなこともわからないのだろうか…。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:37 | comments(0) | trackbacks(0) |

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