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2025.05.07 Wednesday
上海モーターショー
今年の上海モーターショーの記事が日系に載っていた。
見出しが、「テールランプは「ハートマーク」 中国車、独創アイデア百花繚乱」というもの。 確かに、テールランプがハートマークの車の写真が載っていた。 ぼくは、テールランプなどドライバーからは見えないし、車は安全が第一だと思うので、ハートマークにする必要などないと思う。 記事によると、中国では電気自動車のメーカーが乱立して、こういうギミックも出てきたということだ。 やはり、内燃機関のクルマより部品が1万点程度減るから、モーターだけのクルマは作りやすいのだろう。 回転の制御もしやすいように思う。 でも、記事によるとクルマの基本の「走る、曲がる、止まる」という機能以外で、いろんなものがあるという。 なかでも、アクティブサスを組み込んで、車内の映像に合わせてクルマを揺らしたり、エアコンから香りを吹き出したり、照明を調整する、というのは驚いた。 そんな使い方は、今まで想定されていなかった。 というか、そんな機能は本当に必要か?と思ってしまう。 中国の大手、BYDはルーフからドローンが離着陸して、それが自動追尾して映像を撮ってくれるというのも紹介されている。 こちらも、まあわからなくもないが、それでクルマが重くなって、基本性能に悪影響があるなら、やめたほうがいいと思う。 その他、43インチのディスプレイを後部座席につけたリムジンや、トランクに大型冷蔵庫を装備したものなどもあるとのこと。 根本的な考え方が違うのだろう。 クルマはおもちゃの延長みたいな位置づけだ。 ぼくら、古い人間は、クルマは移動の道具だと思っている。 安全に、速く走って、効率よく、非常時にはちゃんと止まれるという機能こそが必要だ。 きっと古い車好きは、そう思っている。 |
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