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2025.01.31 Friday
過剰医療
コロナでマスクの義務化やロックダウンなどで、何かと違う対応をしたスウェーデンだが、結局死者の比率は変わらなかった。
エラい国だと思う。 そのスウェーデンでは、高齢者が医療機関に行く比率がどうなのかをChatGPTに聞いてみた。 「スウェーデンの高齢者は医療サービスを「年に数回」しか利用しないことが多いのに対し、日本の高齢者は「月に1回」以上の利用が一般的です。」 スウェーデンの医療制度は自己負担を少なくしているが、医療サービスの利用頻度を低く抑える傾向があるという。 在宅医療と介護サービスが充実しており、24時間介護サービスを提供していることや、予防を重視していること(そのために、予防的な家事サービスや健康維持のためのプログラムを提供している)、医療と介護の連携を強化し、無駄な医療サービスの利用を減らしているなどの効果だという。 だから、自己負担が少なくても、総医療費は少なくなるのだろう。 こういう施策は早く日本でも活用すべきだと思う。 24時間在宅介護のコストも日本に比較して安いという。 そして、医者に行く回数が少ないのに、平均寿命はそんなに変わらない。 男性は同じくらいで、女性は3歳ほど日本が長いだけだ。 国民性として、健康的なライフスタイルを重視しているからかもしれない。 生活習慣病などのリスクが低くなっているとのこと。 総医療費の割合は、日本では入院費用や外来診療費、複数の薬剤の服用による薬剤費が高くなっているが、スウェーデンでは在宅医療と介護サービス、予防医療を充実させて、無駄な医療サービスを減らしている。 だから、スウェーデンの医療制度はコストパフォーマンスが高いという評価を受けている。 スウェーデンとは逆行するが、今の9割引の医療制度は廃止して、現役並みの7割引にして、まずは医療機関への受診を減らすことが必要だと思う。 それで、無駄な医療がどれだけ減るかだが…。 コロナの時の病院を思い出すが、受診者は激減して、めちゃくちゃ空いていた。 それでも、死者は少なかった。 日本の病院の待合室は年寄りのサロンみたいになっている。 これからどんどん高齢者が増えていく。 それでも、医療介護費用を抑えるためには、何らかの改革が必要だ。 そういうことこそ、国会で話し合ってほしい。 |
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