考えたこと2

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JLPT
JLPTというのは日本語能力試験のこと。
Japanese Language Proficiency Testの略。
日本に来る技能実習生の人たちは、この少なくともこのテストでN5(5級)以上は取らないといけない。
英語の英検やTOEICみたいなものだ。

留学生たちの場合、母国で日本語を習い始め、少しは日本語が話せるようになってから、来日する人が多い。
そして、日本で専門学校で半年から1年半くらいの間、日本語の勉強をする。
大学に入学する場合(当然、国費留学生のような人は除いて)、最低でもN3レベルは求められる。
いくら、定員が割れていても、最低限ということだ。

中にはひどい専門学校もあり、N3レベル、という触れ込みで専門学校から入学してくる留学生もいる。
そういう学生はだいたいN4のレベルだ。
日本語での授業はほとんどわからないと言っていい。

JLPTのレベルの位置づけは下記。

N1:上級レベル
・専門的な内容の文書の読解や、ビジネスの場での高度なコミュニケーションが可能。
・難解な新聞記事や専門書、映画やニュースの内容を理解できる。
N2:中上級レベル
・一般的な内容の文書の読解や、日常生活・学習・仕事上の会話がスムーズに行える。
・複雑な内容や抽象的なテーマに関する文章の理解が可能。
N3:中級レベル
・日常的なシーンでの会話や、一般的な内容の文書の読解ができる。
・N2とN4の中間的な難易度。
N4:中初級レベル
・日常生活の中での基本的な会話や、簡単な文章の読解ができる。
・基本的な文法や語彙、日常的な会話の理解が求められる。
N5:初級レベル
・シンプルな日常会話や、非常に簡単な文章の読解ができる。
・日本語の基礎的な文法や語彙の理解が求められる。

最近N1を取った学生に聞くと、過去問に比べて、最近のN1は易しくなっているという。
たしかに、N1の漢字の出題範囲を見ると「笏」や「彭」のような、普通の日本人には読めない漢字もたくさん含まれていて、ちょっと難しすぎると思う。

国際教育支援協会の役員名簿をみると、会社役員の兼任や、学校関係が多い。
社員数は60名。

実施母体は公益財団法人日本国際教育支援協会と 独立行政法人国際交流基金。
常勤理事長の井上氏は、元文部官僚で今年76歳で亡くなっており、池田氏が代理で名簿に載っている。
76歳でも務まる程度の名誉職で、報酬をたくさんもらう天下りなのだろう。
池田氏は平成19年度の文科省の課長として名前が出ている。
奥村氏もおそらく文科省の天下りだと思われる。

なんだかJLPTについて調べていると、アホらしくなってきた。

社員60人の団体はなんのためにあるのか。
まるで天下りを食わせるためにあるようなものだ。

こんなことをしているから、無駄な金が発生する。
文科省が直接外部に委託して実施したらいいと思う。







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