考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
厚労省の無駄遣い
昨日の新聞の速報では、「コロナワクチン、4月以降も当面無料に 厚労省調整」だそうだ。

一方で、以前書いた医療経済ジャーナリストの森田洋之氏は鹿児島讀賣テレビの番組で、自らの医院の診療報酬を公開して、コロナ前は100万円ちょっとだった報酬が2022年の3月に284万円、12月には355万円にもなったと明らかにした。
12月に実際に診療したコロナクラスターの患者はわずか9人で、うち8人は翌日に熱が下る軽症。
彼自信が「こんなにもらう筋合いはない。そもそも、国民に必要な医療を適正に提供するのが、ぼくらの仕事」だと言っている。

財務省が2022年の11月に公表した社会保障に関する資料によると、医療関係で17兆円の国費が使われている。
内訳は

・緊急包括支援交付金等(病床確保、医療従事者への慰労金など)7.6兆円
・ワクチンの確保・接種 4.7兆円
・治療薬の確保 1.3兆円
・ワクチン・治療薬の開発等 1.3兆円  など

教育費の4兆円に比べて4倍以上。
もう5類に戻すという状況で、まだ使うつもりらしい。
医師会の圧力があったのかどうかはわからないが、これらの国費の無駄遣いはちゃんと検証してほしい。

森田医師はこう語っている。

「現在、新型コロナウイルス感染症を5類に見直す話が進んでいますが、多くの医療関係者が反対しています。それぞれの立場があるとは思いますが、こういう事実があることを、多くの人に知ってもらって、そのうえで議論がされたほうがいいのではないでしょうか。  日本でも、コロナ死が増加していることが話題となっていますが、そのほとんどが高齢者で、死亡者の平均年齢はほぼ平均寿命と同じです。コロナ禍の前から、肺炎で亡くなる人は12万人もいます。なぜ新型コロナだけを特別視するのか。諸外国の多くはすでに、コロナ禍を脱して次の段階に進んでいます。日本だけ、いつまでこんなことを続けるのか。その結果、日本の社会がどうなっていくのか。  医療に携わっていると、どうしても視野が狭くなりがちなのですが、もっと社会を俯瞰して考えることも必要だと思います」

この調子でいったら、医療が国を滅ぼす日が来るかもしれない。

彼のように視野の広い良心的な医師はほとんどいないのだろう。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:58 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/241065
トラックバック